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”日本の美”を唄うnano.RIPE『神様』は本当に綺麗だと思う。

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皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて先日、私は終わりかけの紅葉を見に、栃木県佐野市にある「金蔵院」というお寺まで足を運んできました。

そこでは赤く染まったモミジのトンネル、赤い絨毯のように敷かれた落ちたモミジがお寺の門まで出迎えてくれ、その道の脇には数体のお地蔵様が立っていらっしゃいました。

その光景は非常に綺麗で、まさしく古き良き時代から続く”日本の美”の象徴だと感心いたしました。

 

そんな場所で私はある楽曲が脳裏を過りました。

それが今回紹介するnano.RIPEさんの『神様』という楽曲です。

 

nano.RIPEさんと言えば、「花咲くいろは」や「食戟のソーマ」など、多くのアニメのオープニング・エンディング主題歌を手掛けられるバンドで、当ブログでも度々紹介するくらい大好きなバンドの1つです。

そんな方々の楽曲の中には『神様』という楽曲が存在します。

こちらの楽曲はアニメのタイアップ曲などではなく、アルバムなどにしか収録されていない非常にマイナーな曲となっています。

そもそもnano.RIPEさん自体を知らない方も多いと思いますので、本当に「知る人ぞ知る」というような曲と言えるのではないかと思います。

 

さて、「そんな楽曲がなぜ日本的な場所で思い出されたのか」という本題をお話しする前に、一度聴いてもらった方が分かりやすいと思います。

一応リンクを貼っておきますので、是非一度、ご自身の耳で聴いてみてください!

 

いかがでしたでしょうか。

先も言ったように、nano.RIPEと言うと「花咲くいろは」などの楽曲、例えば『面影ワープ』『ハナノイロ』『夢路』など、元気はつらつとした楽曲を想像する方も多いと思います。

また、最初に「バンドだ」と聞いて騒がしい曲を想像した方もいたのではないでしょうか。

しかし、聴いていただいて分かる通り、この楽曲は実際にはそんなことはなく、バンドらしからぬ優しく包み込むような柔らかさを持った、静かでしっとりとしたバラード曲なのです。

 

ということで、皆さんにも楽曲を聞いてもらったところで本題に入っていきたいと思います。

なぜ日本的な場所でこの楽曲が思い出されたのか…。

皆さんも聞いていただいて、何となく私の言いたいことが分かったのではないでしょうか。

そう、まさにこの曲自体が”日本の美”を醸し出しているからです。

 

日本には特定の宗教信仰というものは存在しません。

しかして、京都や鎌倉、それこそ先日行ってきたお寺など、日本には数多くの寺院が存在します。

それらの寺院はどれも非常に神秘的で、先ほど言ったような『古き良き”日本の美”』というのが随所に見受けられるような場所であると思います。

今回紹介した楽曲も『神様』というタイトルなだけあって、そういった神秘的な雰囲気に身を包み、随所に”日本の美”を感じられる、非常に綺麗な楽曲になっています。

 

もちろん、そうした”日本の美”は曲調にも表れていますが、言葉の端々にも繊細な日本の綺麗さを感じられる部分があります。

例えば、曲の冒頭の歌詞に注目してみましょう。

一段飛ばしで駆け上がりゆく  石段には斜めに光射す

勢いよく飛ばしたその場所に 踏み忘れた影があるだろう

こうして歌詞にしてみると、非常に綺麗な言葉運びであることが分かるのではないでしょうか。

 

特に、一番最初の歌詞である『一段飛ばしで駆け上がりゆく 石段には斜めに光射す』という部分に関して言えば、その情景が見事に脳内で思い出されるほど綺麗な歌詞だと思います。

木々に覆われて暗がりとなった、わずかなこぼれ日が頼りの何段も続く石階段。
その先には神社があるのか、大きな鳥居が聳え立つ。
そんな階段を少し怖がりつつも、一段ずつ飛ばしてせっせと上っていく。
それは狐か、はたまた、浴衣姿の女の子か、いずれにしてもその姿は非常に綺麗である。

そんな光景が映像として脳内に焼き付きます。

 

冒頭の言葉だけでここまで綺麗な情景を再現できるのは本当に素晴らしいと思いますし、本来繊細なはずである日本語を丁寧に組み上げたことで、日本語本来の美しさを最大限に引き出し、”日本の美”を構築した様はまさに芸術と言えると思います。

他にも『キレイに弧を描いた願い事』『石段にはポツリと月の影』など、日本らしい美しい響きが歌詞の中に散りばめられており、”日本の美”ひいては”日本語の美”を改めて痛感します。

 

そんな”日本の美”を感じられる歌詞ですが、それを際立たせるのはやはり曲調ですよね。

しかして、この曲を聞いて何か違和感を感じることはないでしょうか。

実は、こちらの楽曲では一切和楽器が使われていないのです。

使われているのはバンド御用達のギターやピアノ、ドラムといった基本的な楽器だけで、特別使われているとすれば、終始鳴っている鈴と度々登場するウィンドチャイムだけです。

つまり、彼らは和楽器を一切使うことなく、ここまで再現度の高い”日本の美”を作り出したのです。

そう考えると、この曲はベースラインやメロディーラインの構成や弾き方、さらには、ボーカルである「きみコさん」自身の雰囲気の出し方が素晴らしい楽曲であるということが分かります。

 

『”日本の美”を構築する”日本語の美”である歌詞』『それを最大限魅せるよう考えられた土台』

この2つが要素が折り重なることで、実に”日本の美”を感じられる曲となったのです。

 

私はこの『神様』という楽曲を聴くたびに、そうした”日本の美”を感じることができる本当に綺麗な曲だと心から感心してしまいます。

だからこそ、この曲を聴いてはその綺麗さに心を奪われ、日本らしい美しい場所では、その情景にリンクしたこの曲を思い出すのです。

 

ということで、私が本当に大好きな曲、nano.RIPEさんの『神様』をご紹介させていただきました。

皆さんは聞いてみていかがだったでしょうか。

これを機に『神様』を好きになっていただいて、もし気に入っていただけましたら、是非ともnano.RIPEさんの他の曲も聞いてみてください。

きっとハマるはずですよ?


さて、今回はここで終わらせていただきます。

今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。

それでは、皆さんまたお会いしましょう。

さようならー。

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