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電車内で寝転んでタバコを吸う男を注意した勇敢な高校生がボコボコにされた件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2022年1月23日に起きた

『電車内で寝転んでタバコを吸う男を注意した勇敢な高校生がボコボコにされた件』についてです。

 

それでは、早速見ていきましょう。

概要説明

まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。

2022年1月23日正午すぎ、栃木県のJR宇都宮線の車内や駅のホームにて、高校2年生の男子生徒(17)に殴る蹴るの暴行を加えたとして、栃木県警下野署は2022年1月24日、栃木県宇都宮市に住むホストクラブ従業員の宮本一馬容疑者(28)を逮捕しました。

栃木県警下野署によりますと、事件は東京方面に向かうJR宇都宮線の雀宮駅~自治医大駅間を走行中の電車内起きており、宮本一馬容疑者は事件直前まで優先席に寝転がった状態で加熱式たばこを吸っていたようです。

宮本一馬容疑者の様子を近くで見ていた男子生徒は、宮本一馬容疑者に対して「お兄さん、たばこを吸っていますね。やめてもらえませんか」と注意を促したとのことですが、宮本一馬容疑者は男子生徒に顔を近づけて威嚇し始めたとのことです。

男子生徒が宮本一馬容疑者の威嚇に対して「離れてください」と手で押し返すと、宮本一馬容疑者は「手を出しやがったな」と激高して男子生徒の顔を殴ったとのことです。

その様子を見ていた男子生徒の友人3人及び駆け付けた車掌が宮本一馬容疑者を止めようとしましたが、宮本一馬容疑者は静止を振り切り、約15分間も男子生徒に土下座をさせた上、殴る蹴るの暴行を続けたとのことです。

さらに、電車が自治医大駅で停車すると宮本一馬容疑者は男子生徒を車内から引きずり出し、ホームでも複数回暴行を加えたとのことですが、宮本一馬容疑者は駅員が離れたすきに電車で立ち去り、行方をくらましたということです。

その後、2022年1月23日深夜ごろに宇都宮駅にいたところを警察官が発見し、事情聴取を行ったところで容疑を認めたため逮捕に至ったようです。

一方、被害に遭った男子生徒は右の頬を骨折するなどの重傷とのことです。

事件当時のことについて聞いた男子生徒の父親は「宮本一馬容疑者に『降りないと、まわりの友達もやるぞ』『土下座しろ!』などと言われたようだ」「事件のことについて話す息子の様子は本当に悔しそうで悲しそうだった」と話していたそうです。

栃木県警下野署の調べに対して宮本一馬容疑者は「相手がけんかを売ってきたのでやり返した」と供述しており、容疑を認めている一方で、「押さえつけてきたからやり返しただけで正当防衛だ」とも供述しているということです。

栃木県警下野署は詳しい事件の経緯を調べていく方針です。

なお、今回の事件を受けてJR東日本大宮支社は「迷惑行為を確認した場合には、乗務員に何号車で緊急事態があったかを知らせるSOSボタンが車内に複数ついているので、危険と思ったら躊躇なく押して、すぐに駅員や乗務員に知らせてほしい」と話しているそうです。

ネットの反応

乗り合わせた人達も関わりたくないのはわかるけど、知らぬ顔ではなくて何か対処があったはず。

注意したのを『ケンカを売られた』とすること事態おかしい。

周囲の男性たちが大勢で取り押さえれば何とかなったのではないか。

見て見ぬふりが出来ない勇敢な若者が酷い目に合う世の中が当たり前になったら嫌だなあ。

決まりを守らない人をほっといてはいけないと考えたところまでは正しいのですが、直接行動に出たのは無謀です。

注意した少年が報われるような判決が出ることを望みたい。

28にもなって社会のルールも正当防衛の意味も知らないとは哀れです。

高校生の正義感も素晴らしいけど、こういう輩もいるから大人に任せるのが賢い方法だよね。

 

勇気を出し行動した人が被害者になるような事が無くなるような世の中になって欲しいなと思います。

注意した勇気は讃えるけど駅員や警察に通報すべきだった。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。

今回のニュースは、電車内でタバコを吸う男を注意した男子高校生が暴行を受ける、というものでしたが、色々と非常に腹立たしいポイントが多い事件だったような気がします。

そもそも、28歳の大の大人が10個以上も差のある17歳の男子高校生に絡むこと自体が間違ってます。

しかも、その絡む理由が「高校生に『電車内で寝転がるな』『タバコを吸うな』と注意されたから」という小学生でも理解できるような自分の失態によるもので、おまけに高校生を土下座させて15分以上も一方的に暴行を繰り返すありさま…。

ここまでくると流石に大人気なさすぎて、あまりの情けなさにもの凄く恥ずかしさを覚えます。

とは言え、当たり前のことを注意した高校生が右頬を骨折するまで一方的に暴行されるというのは、非常にやるせなさを感じる部分があるとともに、加害者にいら立ちを覚えて隠せません。

一発だけ殴るならまだしも、一般常識を持った勇気ある無抵抗な罪のない高校生に対して、車内でもホームでも暴行し続けること15分以上、あまつさえ、『友達も巻き込む』などと脅しをかけて、高校生を土下座させた上で頭を足で踏みつけるとは、流石にやり過ぎにも程があると思います。

大体、注意されたくらいでネチネチネチネチとしつこいくらいに絡み続けておきながら、電車内だけでは飽き足らずにわざわざホームに降ろしてまで追加攻撃を仕掛けてくるなんて「どれだけ心が狭い単細胞生物なのか」と思ってしまいます。

言われて気分を害したのなら別の車両に移ればいいだけですし、そもそも言われるのが嫌なら自分の行動を改めるべきですし、それができないのなら電車などの公共機関を利用するべきではないです。

そうして自分の行動を客観的に見て、考えて、判断し、実行するということも出来ないのにも関わらず、ただ他人から自分に都合の悪いことを言われてキレ散らかすというのは、言ってしまえば、加害者は『赤ちゃん』あるいは『赤ちゃん以下の存在』と言えるのではないかと思います。

そんな赤ん坊思考の加害者に一方的に暴行し続けられたというのは、さぞかし気持ち的にも耐えがたい部分があったと思いますが、今回被害に遭った高校生は安易にやり返さず、時が過ぎるのをただじっと待ちました。

私も喧嘩や揉め事はあまり好きではないですし、できることなら争い事は避けたいところではありますが、私ならここまでやられていて黙っていることも出来ないですから、一発かましてやろうと反逆心に燃えて、負けじとやり返してしまう気がします。

そんな中でやり返さなかった高校生は賢明な判断だったと思いますし、非常に優秀だと思います。

そんな優秀で勇敢な高校生を易々と見過ごした周りの大人たちは一体何をしていたのでしょうか。

もちろん、加害者側が何を持っているかも分からない、下手をすれば命の保証もない可能性もある状態で、他人のことを庇えるほどのお人好しでもなければ、高校生が魅せた勇敢さも持ち合わせていないという主張も分かりますし、それが防衛本能のある生物として当たり前の反応だと思います。

私自身、このような言葉を発してはいるものの、いざこういった状況になった時に咄嗟に高校生を庇えるのかと考えると、正直分かりませんし、むしろ、今回の人たちのように見て見ぬふりをして動かない可能性の方が高いかもしれません。

しかし、「子どもが困っていれば周りの大人たちが手を引いてリードする」というのが本来の社会のあるべき姿なのではないでしょうか。

だから、敢えて口だけになってしまうこの場で言わせてもらうとすれば、未来ある高校生が自分の信念を貫いて、己の勇敢さを武器に立ち向かったのですから、周りの大人たちがそれをサポート、ひいては、相手を静止させたり、高校生を守ったりしてあげるべきだったのではないでしょうか。

もちろん、先ほども言ったように、他人を庇うほどのお人好しでもなければ、怖いという防衛本能が働くのも分かりますし、この場で言ったとて口だけになってしまうのも重々承知の上です。

ただ、高校生が勇気を持って自分の信じた道を突き進んだのですから、大人たちもそれを見習って行動を起こすべきったのではないかと私は思うのです。

とは言え、高校生の勇敢さが命の危険に繋がっていたのも事実です。

先ほども言いましたが、今の時代、どんな人がどんなものを持っているかも分からないです。

最近では、電車内にガソリンやナイフを持ち込んで事件になったこともありました。

だからこそ、今の時代は悲しかな「人を見たら疑え」の精神でいなければなりません。

ましてや、今回の事件に至っては優先席に寝転がってタバコを吸っていたわけで、見るからにヤバそうな雰囲気がプンプンしていたわけです。

そんな輩がナイフの1本や2本を隠し持っていたとしても何ら不思議ではないと思いますし、むしろ、今回何も持っていなかったのが奇跡に近いくらいです。

それくらい危険信号を自ら発していた男に対して何を言ったところで、基本的には話を聞き入れてもらえないことは確実ですし、それでもわざわざ声を掛けにいくというのは、あまりに無謀極まりない話だと思います。

高校生の勇敢な行動には頭も上がりませんし、立派な心持ちだとは思いますが、本当に命の危機があったわけですから、今回刺されなかっただけでも奇跡だと思ってもらって、自分の身を守るという意味でも周りの大人たちのように傍観することを覚えた方がいいと思います。

それにしても、加害者の方はこの期に及んで「正当防衛」を主張しているようです。

そもそもの事の発端は車内で寝転んでタバコを吸っていた加害者側にあるわけで、その後に高校生が注意したのも正当ですし、高校生が加害者を手で押し返したのも加害者が顔を近づいて威圧したのが原因であって、ある意味で言えば正当な判断であったと言えます。

もし仮に、高校生の押し返し方が強かったとしても、その後に15分間以上も暴行を続け、土下座させて頭を踏んづけるというのは『過剰防衛』に当たりますから、主張されている『正当防衛』には当たりませんし、そもそも注意した善良な高校生がもの凄い力で押し返すとも考えにくいですから、『正当防衛』は成り立つことは有り得ません。

電車内で寝転んでタバコを吸っている時点で察してはいましたが、加害者の頭は相当アレなようですので、ここで社会的常識というものを一度学んでもらいたいところですね。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは

『電車内で寝転んでタバコを吸う男を注意した勇敢な高校生がボコボコにされた件』についてでした。

 

先ほども言いましたが、今の世の中においては何があっても不思議ではないです。

ナイフやガソリンを持っていたり、車で突っ込んできたり、下手をすると死と隣り合わせであると言える時代なのではないでしょうか。

今回の事件では幸いそのようなことはありませんでしたが、基本的にヤバい行動をしている人は常識がなく、武器等を所持している可能性もあります。

なので、ヤバい人だと思った時には通報してその場を離れるなど、自己防衛に努めた方が良いと思います。

もちろん、今回の高校生のように自分の正しいと思ったことをする勇敢さを持つことも大切ですが、その勇敢さは時として身を滅ぼしかねません。

他人の行動を正すよりも自分の命の方が大切だと思いますので、ヤバい人に遭遇した時は皆さんには是非とも逃げるという選択をしていただきたいです。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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