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サプライズ花火で7000㎡ほど焼け野原になる火事が起こった件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2022年1月29日に起きた

『サプライズ花火で7000㎡ほど焼け野原になる火事が起こった件』についてです。

 

それでは、早速見ていきましょう。

概要説明

まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。

2022年1月29日午後7時過ぎごろ、広島県広島市西区観音新町にある広島西飛行場跡地にて、打ち上げ花火の火が枯れ草に燃え移ったとして、およそ7000平方メートルほどが焼ける火事がありました。

広島県警によりますと、今回行われていた打ち上げ花火は広島県内の業者が開催したもので、開催に当たっては消防に届け出た上でサプライズ的に打ち上げられたものだということです。

火事の様子を映す動画には、火事が発生しているすぐ真横で次から次へと花火が打ち上げられている様子が映し出されており、広島県警には2022年1月29日午後7時15分ごろに「打ち上げ花火の火が枯れ草に燃え移った」と花火のイベントを企画していた関係者から通報があったとのことです。

その後、火が2メートルほどにも到達している最中で消防車11台が駆け付け、消火活動を続けることおよそ2時間半でようやく鎮火させることができたようです。

今回の火事でけが人や建物への被害はありませんでしたが、広島西飛行場跡地の枯れ草などおよそ7000平方メートルほどを焼き尽くし、火事から一夜明けた2022年1月30日時点でも広い範囲で焼け跡が黒く残っています。

目撃者によりますと、「火事が気になって花火どころじゃなかった」「辺り1面火に覆われていて煙もすごかった」「火が下から出ているのに花火を打ち上げ続けていたから、『打ち上げている人は気づいているのか』とか『火が出ているよ』とか声を上げている人もいた」との状況だったようです。

今回の火災について花火研究家の方は「各都道府県ごとに花火の大きさによって『保安距離』というものが決められており、その距離内に枯草やそれ以外でも燃えやすいものがある場合には、だいたい打ち上げの2~3時間前に水をまくようにしている。さらに、基本的には花火師さんと消防団の方が保安距離内で辺りを警備をしているはずで、火災が起きたとしてもすぐに水をまいて消すはずだ」とコメントしております。

なお、消防によりますと、当時の広島市には乾燥注意報が出ていたものの、今回の花火の打ち上げに当たっては防火措置は取られていたとのことです。

広島県警は打ち上げられた花火が枯れ草に引火したことが原因とみており、関係者に話を聞くなどして詳しく調べを進めています。

ネットの反応

運営さんもみんなを少しでも元気づけられたらという思いだったのでしょうが、結果的に安全対策が不十分でしたね。

乾燥注意報が出てる時の火の元は危ないです。

届けは出していたのだから、行政はとりあえず1台くらい消防車待機させとけば良かったのではないでしょうか。

これは主催者の火事への対策が不十分だったとしか思えません。

火事は流石にサプライズ過ぎですわ。

これはきちんと田畑など燃え移ることを想定して水を撒く、枯葉をとっておくなどの前処置をしていなかったことも問題。

今回はケガ人は出なかったようですが、あまりにも主催者は無責任だと思います。

火災発生してるのに打ち上げ続行に驚き。

 

花火が夏の風物詩である理由を身をもって知らせる花火になった。

サプライズでこんなことになっちゃうって悲しすぎる。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。

今回のニュースは、サプライズのつもりで打ち上げ花火をしたら枯れ草に引火して火事になった、というものでしたが、コメントにもあったように、なんだか悲しい話ですよね。

もちろん、例の流行病によってできた在庫を処分するという意味もあったかも分からないですが、基本的には花火師さんや主催した事業所さんは、純粋に花火で皆を楽しませようとしていただけで、なにもわざと火事にさせようなどと考えていたわけではないと思います。

事実、届出はしっかりとしていて、消防署からも適正な事前準備はなされていたという証言もあるくらいです。

そんな心優しき人たちに降り注いだ不遇の事故というのは、悲しい気持ちややるせない気持ちにさせられます。

とは言え、現実的に火事が起きたということは、結果論を言えば、花火を打ち上げるにあったて何かしらの配慮が欠けていたと言わざるを得ない話になるかと思います。

冬の乾燥注意報が出ている中で行なったのが原因か、枯れ草に対して水の撒き方が甘かったのか、そもそも枯れ草を退かさなかったのが原因か、私は専門家ではないので分かりませんが、何かしらの原因があったのでしょうから、花火を打ち上げる際には今一度確認をしてほしいところですね。

ただ、個人的に今回の件に関して気になる点が2つほどありまして、1つ目は火事が起きているのに花火の打ち上げを止めなかったことですね。

動画を確認しましたが、かなり大きく燃えていたのにも関わらず、動画内では3、4発は打ち上げが続けられていました。

純粋に気づかなかっただけなのか、打ち上げ中止が間に合わなかったのか、はたまた、わざと打ち上げを続けたのか、この点がどうにも気になる点です。

2つ目は火事が起きたあとの対応についてです。

花火の専門家の方によれば、通常は地元の消防団などを配備して、火が付きそうになったときには水を撒くそうですが、今回はそういったことはなされなかったのでしょうか。

それとも冬の乾燥のせいで予想以上に火の粉の火力が強まり、初期消火では間に合わなかったのでしょうか。

よく分かりませんが、個人的にはそういった配備がしっかりとなされていれば、今回のような大火事にはならないような気がします。

そう考えてみると、花火中の処置があまりにもお粗末だったのが原因なのではないか、などと準備の甘さ勘ぐってしまいます。

まあ、なにはともあれ、けが人などがでなくて良かったです。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは

『サプライズ花火で7000㎡ほど焼け野原になる火事が起こった件』についてでした。

 

『冬は火の取り扱いには注意』などと言われますが、冬のせいなのか何なのか、火薬の取り扱いのプロでもっても、今回のような火事を引き起こすこともあります。

冬は鍋や焚き火、ストーブなど、そもそも火を使う場面が多いというのも火事が増える原因かもしれませんが、やはり冬の大敵である乾燥というのも原因として大いに関係します。

なので、皆さんは「自分は大丈夫」などとは思わず、冬に火を取り扱う際には十分に気をつけましょう。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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