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老舗温泉旅館「よろづや」で火災が発生した件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年2月11日に起きた

『老舗温泉旅館「よろづや」で火災が発生した件』についてです。

 

それでは、早速見て行きましょう。

概要説明

まず、事件の概要から説明していきたいと思います。

2021年2月11日午後3時20分ごろ、長野県山ノ内町の湯田中温泉にある老舗旅館「よろづや」にて火災が発生しました。

出火元は、「よろづや」の敷地内の離れにある「松籟荘」の厨房とのことで、厨房内で夕食の準備をしていたところ出火したとみられています。

出火後、急いで消防に連絡し、駆け付けた消防によって懸命な消火活動がなされましたが、出火から一夜明けた翌日の12日の朝になっても火はくすぶっており、その焼け跡からは煙があがり続け、消火活動が続いていました。

最終的に完全に火が鎮火したのは、出火から1日以上たった2021年2月12日午後4時25分になり、約25時間で火が消し止められたとのことです。

出火当時、旅館に宿泊する予定であった約40人の旅客は館内におらず、旅客に対するけが人はいなかったものの、今回の火災によって煙を吸った30代と40代の従業員の男性2人が長野市の病院に搬送されました。

搬送された男性2人は命に別条はないほどの軽傷とのことで、同日中に退院しているとのことです。

今回火災のあった旅館「よろづや」は、江戸時代中期の寛政年間のころから創業されており、創業から約200年もの歴史を誇る老舗温泉旅館です。

話では旧松代藩主・真田家が代々訪れたとの記録もあるそうです。

中でも、今回火災の出火元となった「松籟荘」は、1939年(昭和14年)に建てられ、その歴史の古さから、2003年には文化庁から国の登録有形文化財に指定されています。

「松籟荘」の造りとしては、地上3階、地下1階の木造の数寄屋造りで、155畳の大広間などを備えているそうで、今回の出火元である厨房は2階部分にあったそうです。

「松籟荘」にはスプリンクラーなどはなく、出火してから初期消火をしようと試みたそうですが、間に合わず、火はすぐに燃え広がり全焼したそうです。

「よろづや」の敷地内には、「松籟荘」の他、「松籟荘」と同様に登録有形文化財に指定されている「桃山風呂」を備えた「本館」や「アネックス湯楽庵」などがありますが、延焼はしなかったとのことです。

今回の火災で「よろづや」は臨時休業となり、宿泊客らには別の旅館に移ってもらったり、キャンセルの対応したりと、旅館関係者らはその後の対応に迫られていたそうです。

今回の火災に対し、湯田中温泉旅館組合の宮崎一彦組合長は「温泉街の象徴とも言える旅館。特に松籟荘は格調高かった。シンボル的な存在なので火事でなくなってしまったのは残念です」と話ていたそうです。

街の人からも「湯田中の看板で格が違う。地元にとってショックが大きすぎる」「一度行ってみたかった」「ずいぶん前から有名と知っていたので。残念ですよね」「歴史ある建物が燃えてさみしい」などの声も上がっていました。

また、火災の様子について、近くの別の旅館の経営者や街の人は「すぐに焼け落ちてしまった。あっという間の出来事だった」「煙が上まで上がっているから、山林火災かなと思った。すごい勢いで燃えていた」と振り返っていました。

今後、警察と消防は実況見分などを行い、詳しい原因などを調べることにしています。

ネットの反応

死者がいなくて何よりですが、燃えてしまったのは残念。

早期の再開を心待ちしております。

今回は本当に大きな損害だが、死者がでなかっただけでもよしとして、是非立ち直ってほしい。

一度泊まったことがあるが、あの情緒的な雰囲気が失われてしまったと思うと残念でならない。

国指定にするなら、国費で景観を壊さない方法で火災が起きても大きくならないような改修をしてほしい。

文化的価値があるこれまで守ってきた素晴らしいものが、問答無用に容赦なく無くなるというのは辛いですね。

不慮の事故のようですが、なんとか再興して欲しいです。

火災保険掛けてあるのかな?

国はスプリンクラーなどの設備を支援するべきですね。

こういう貴重な木造建築を火災から守るためにセンサー設置を義務化して欲しいです。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していこうと思います。

今回のニュースは、国が指定した文化財であった「よろづや」の「松籟荘」が火災で全焼とのことですが、気持ち的には残念というのがやはり大きいですよね。

私はこういう大きい旅館には泊まらない、というより、金額的に泊まることができないないので、あまり目に留めておりませんでした。

なので、例にももれず「よろづや」さんの存在を知らなかったわけですが、今回の件で写真を見て驚きましたね。

客室はもちろん、ロビーやお風呂も全てが綺麗で風格のある造り。

何より値段を調べたら、こんなにいい旅館が結構良心的な値段で泊まれることにも驚きました。

こんないい旅館があったなんて思いもしませんでしたし、一度行ってみたくなりました。

それだけに今回の事故は非常に残念で堪りません。

今回火災のあった場所は木造建築ということで、初期消火を諦めた所や周りの反応から見ても、火は一瞬にして燃え広がったことが想像できます。

木造建築であったからこそ、スプリンクラーなど瞬時に消化できるものが必要だったようにも思いますが、どうして設置しなかったのでしょうかね。

著名人も来られるほど賑わっていたのですから、お金がないという訳でもなさそうですが……。

もし、国が文化財に指定したことで建物に対して手を付けられなくなり、スプリンクラーを設置で出来なくなったのだとしたら、そこは改善してもいいところだと思います。

まあ、なんにせよけが人がいなくて本当に良かったです。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは、

『老舗温泉旅館「よろづや」で火災が発生した件』についてでした。

 

今回のニュースで、改めて木造建築物の火災の怖さを知ったとともに、火災の予防や事前準備の大切さを分かったような気がします。

今回火災のあった建物を修繕するかどうかは分かりませんが、私もいつか泊まってみたくなったので、せめて本館の方は閉じないでいてほしいですよね。

私としては出来れば、火災のあった建物も直してもらいたいです。

長く続いた伝統ある歴史は途絶えてしまったかもしれませんが、やはり、その建物が好きという人もいると思いますからね。

是非、また営業再開してほしいですね。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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