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今後どうなるホロライブ……⁉

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ただ、本来、失敗があった、なかったどちらにせよ、各国の状況、事情、人柄等々は少なからず知っておくべきだったと思うのです。

それはホロライブなんていうVTuber事業を運営する立場だからとかではなく、どんな企業、会社、事業にも言えることだと思います。

 

突然皆さんにお尋ねしますが、他の会社に営業に行くとき、事前にその会社がどういう会社なのか、担当はどういう人なのかって探りを入れませんか?

 

そう、普通は入れると思います。

それは相手に気に入ってもらって、その営業を勝ち取るために必ず必要な事なのです。

なにも営業だけではありません。

学生ならテストや部活の大会、社会人なら先の営業やものづくり、事務作業など色々な物事に事前準備が必要不可欠だと思います。

 

もっと分かりやすく例えましょう。

スポーツなんかで言ったら分かりやすいですかね。

サッカーや野球、テニス、バスケットボール……なんでもいいですが、試合をする時には、必ず相手のリサーチをすると思います。

相手の最大の攻撃は?、プレースタイルは?、身長や体重などの体系は?……などなど色々な事をリサーチして戦いに挑みます。

リサーチをかけるのは相手のことに限ったことではありません。

例えば、コートやスタジアムの状況だったり、相手や自分のコンディションであったり、その日の気温や湿度であったり、相手の基本的なことだけではなく、細部にまでリサーチをかけて戦いに挑みます。

そしてそこで得た情報はチーム全体で共有します。

チーム全体というのは、プレイヤーだけでなくマネージャーや監督も含めてのチーム全体です。

すなわち、相手の情報などは全て、プレイヤーも監督もマネージャーも知っている、いや、知っていて当たり前なのです。

それはなぜか。

最終的には勝つために繋がりますが、もっと言えば、勝つために自分がどういうプレーをすれば勝てるのかを探るためです。

例えば、プレイヤー自身であれば自分の動きだったり、味方の動きを意識して戦えるようになります。

監督であれば、プレイヤーの動きをしっかりと把握し、チーム全体の動きを明確に指示することができるようになります。

このように自分が、チームがコンディション良く戦うようにするには、相手などの情報を把握した上でできることなのです。

さてここで、上記の例え話を今回の問題であるホロライブの件に置き換えてみましょう。

 

プレイヤー……配信者(赤井はあと、桐生ココ)
監督……運営(カバー株式会社)
相手……リスナー(中華人民共和国(中国)、中華民国(台湾)、その他各国の方々)

 

このように置き換えてみると、いいのではないでしょうか。

 

監督であるカバー株式会社は、プレイヤーである配信者を扱う立場である以上、当然どのようにプレイヤーを扱っていくかを検討しなくてはなりません。

その為には当然、相手であるリスナーがどのような人なのかを把握しておかなくてはなりません。

もっと極端で現実的なことを言ってしまえば、会社であるカバー株式会社にとっては、ライバーは商品であり、リスナーは顧客です。

つまり、顧客のニーズに商品を合わせていかなくては商売は上手くいきません。

その為にも、その顧客のニーズの調査をしなくてはなりません。

それは現地を知っている日本ならまだしも、現地を知らない各国へホロライブという事業を広げていきたいのなら、なおさらリサーチが必要になると思います。

 

そしてそれは、監督であるカバー株式会社だけではありません。

実際にその場でプレーするプレイヤーであるライバーも現地を知っておく必要があります。

どんなスポーツ選手も監督からの指示のみでは動きません。

自らの頭で考え、自ら相手や現場のリサーチをし、その上で監督からの指示をもらって動くのです。

更に、また現実的な話をしますが、ライバーはあくまでカバー株式会社の商品ですが、その商品自体が粗悪品だったら会社の発想が良くても売れません。

つまりは、ろくに自ら勉強もせずに配信をして、問題発言ばっかりしていたら、結局は売れないという話です。

要するに、プレイヤーであるライバー本人も、監督であるカバー株式会社からの指示待ちではなく、自ら考え、自ら各国の情報を収集するということが必要になってくるのです。

そうすることで、スポーツ選手同様、コンディションの良い状態で配信することができるのです。

具体的に言えば、各国でしか伝わらないような冗談が言えたり、今回のような各国のタブー発言を防ぐことができたり、などなど良いこと尽くめです。

 

まあ、このように本来はライバー、カバー株式会社双方がしっかりと各国のリスナーの特性やニーズを学んでおけばよかったものの、双方どちらもろくに学ばず、配信を続けた結果が今回ような惨状を引き起こしてしまったということです。

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