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あごマスクで入店してきた男性2人組が暴言を吐くなどのカスハラ客だった件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年5月25日に起きた

『あごマスクで入店してきた男性2人組が暴言を吐くなどのカスハラ客だった件』についてです。

 

それでは、早速見ていきましょう。

概要説明

まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。

2021年5月25日午前3時30分ごろ、東京都江東区亀戸にあるお弁当屋さんにて、来店した男性2人組が店員に対し暴言を吐き怒鳴ったり、硬貨を投げつけたりするなどの迷惑行為を働いたとして、後日店側は警察に被害届を提出しました。

今回被害があったのは、安くてボリュームがあり、24時間営業という利便性のある東京都江東区亀戸にある人気のお弁当屋さん『キッチンDIVE』です。

時刻は2021年5月25日午前3時過ぎごろ、店に来客したのは1人はスーツ姿、もう1人はパーカー姿のお酒を飲んで酔っぱらった状態の2人組の男性で、両者ともあごマスク状態で入店しました。

男性らは入店当初、和やかな様子で談笑しながら商品を物色しており、購入を決めた総菜を会計に持っていき、店員に電子レンジで温めてほしいと求めました。

しかし、店では新型コロナウイルス感染対策の一環として、店にいる時間を少なくするという意図のもと、電子レンジの使用を禁止とするため、以前まで置いていたセルフの電子レンジを撤去しておりました。

その旨を男性らに説明すると、男性らは商品の購入をキャンセルを考え始めましたが、商品はすでに再販できる状態にはなく、店員も現在の状態ではキャンセルできない旨を男性らに説明しました。

すると態度が突然急変し、「なんやコラ、ガキ」「やばいなーお前やばいな」などと大きな声で怒鳴り始め、続けざまに「お前、クズ! だから、そんな仕事してんねん、アホ!」「俺、お前の年収、一カ月で儲けてるから、クズ」などと店員を罵倒し、挙句の果てには、男性らは店員に対し「お前、どっかで会おうぜ」「何時に終わんの、お前?」と脅迫めいた言葉で待ち伏せを示唆しました。

その後、男性らは店員に対して「まずないんでしょ、お客さんに対してありがとうって気持ち」「それでも本当に日本人か?」などと問いただしたところ、店員は「お客さんじゃないんで」と返答しますが、この返答にキレた男性らはいきなり小銭などを店員に向けて投げつけ、事態はさらにヒートアップすることとなります。

男性らは「いいよ、だから警察を早くな。やれよ早く」「おい、何お前『客じゃない』って、金払っただろ!」などと開き直ったような態度を見せ、店員も負けじと「客じゃないです。払ってもらってないです。投げただけです」と反論します。

ただ、男性らもそう簡単には引かず「投げたよ、一緒だろ」「最初に払っただろ」と主張し始めますが、男性らの言動を見かねた時点で、男性らから貰ったお金を店員は返金していたことから、店員は「返金しましたよね」と反論し、水掛け論状態になってしまいました。

そして、店員は男性らがマスクをしていないことを指摘すると、「マスクしていない人は出入り禁止と書いておけよ」「どっちが悪いの?出入り禁止にしていない店側とマスクをしていない人」と屁理屈をこね始めた男性らに、店員は「モラルの問題です」と一刀両断しますが、男性らは「モラルって、誰が決めるの?総理大臣?あなた総理大臣ですか?」とあざ笑った上、「口喧嘩する?」「お前じゃ絶対勝てないよ」などと挑発めいた発言を繰り出します。

呆れた店員は「買わないなら出ていってください」と一言言うと、男性らは「買う、買う、買う!」「やっぱ買いますわ」と言い出しますが、店員は「買わないでいいです」「出ていってください」とこれを拒否します。

すると、男性らは「なんで?」「お前が決められるの?」「責任者なの?」と店員に詰め寄り始め、これに対し店員は「いや。責任者じゃなくても決められます」と一言言いますが、男性らは「じゃあ責任者呼んでよ」「責任なかったら絶対に決められないよ」「お前の給料は、ここで買ったお金で払われているんだろ」と怒鳴りだします。

そして、男性らは一通り気が済んだのか、約7分間の攻防の末、投げた金を拾いカウンターに置くと「いいよ。シメシメと金をもらっておけよ、お前ら」と捨て台詞を残し、店の外へ出ていきました。

後日、店長の伊藤慶さんは「謝罪に来ても謝罪は受ける予定はありませんし、示談にも一切応じないつもりです」ときっぱり言い切り、店の映像を確認、対応していた店員たちに話を聞いたうえで、警察に被害届を提出しました。

実は『キッチンDIVE』では、客が弁当の在庫確認ができるようにと、店内の様子をYouTubeで24時間ライブ配信しており、今回の被害もしっかりと記録されていたため、被害届は簡単に警察に受理されたそうです。

さらに2021年6月1日には、店のツイッターにて数回に分けて動画を投稿し、男性らについての情報提供を求めており、一時的にカスタマーハラスメント(カスハラ)だと注目を集めていました。

その甲斐あってか、2021年6月2日午後8時過ぎごろ、事件当時スーツ姿であった男性が1人、事前の連絡もなくいきなりキッチンDIVEを訪れました。

男性は今回はしっかりとマスクをつけた状態で「謝りにこさせてもらったんですけど」と、右手に菓子折を持って申し訳なさそうに入店しました。

そして男性はカウンター内にいる店員に「すみません」と何度か頭を下げますが、その当時、伊藤慶さんは店を不在にしており、電話でのやり取りとなりました。

伊藤慶さんによりますと、男性は「すいませんでした。許していただけますか」と謝罪したそうですが、これを「到底許せません。示談にもさらさら応じないです」と突っぱねたそうです。

さらに伊藤慶さんは男性に対し「今からパトカーを呼びますので、あなたが警察署に行って、警察と話して、自首という形がとれるのであればそうしたらいいのでは」と提案すると、男性は「はい、わかりました。それでお願いします」と素直に聞き入れたそうです。

その後、駆け付けた警察官によって男性は連行されたようで、その映像も確認され、さらには城東警察署も男性の出頭を認めている状態ですが、実際、男性が逮捕されたかどうかは、警察の管轄のため話せないとしているようです。

今回の件を受け、伊藤慶さんは「8時までしか飲食店は営業できないとか、遊びに行けない状況下で、何酔っ払って現金投げつけて店で騒いでやっているのみたいな。そこの怒りは結構強いですね」「クレーマーや面倒くさい人は客じゃない。放っておいたら優良顧客が逃げてしまう」「店員には、場合によっては客を出禁にして良いと伝えてある。お客さんの代わりはいるけど、スタッフの代わりはいない。スタッフを採用するほうが難しいし、コストがかかる」とコメントしています。

また、今回の2人組の男性については「非常に残念というか、常識のない人だなって思ったのが正直なところです」「ただ謝罪に来ただけ、スーツの男はちゃんとしているところがある。大人としての対応をとったんだろうなと思う」とスーツの男の謝罪行動については一定の理解を示した上で、「なぜもう一人のパーカーの男は謝罪にすら来ないのか。憤りを感じています」と怒りをあらわにしており、早めの謝罪を要求しています。

警視庁は、見つかっていないもう1人の男性の捜査を続けています。

ネットの反応

「酔ってたから悪気はなかった。これお菓子です。ごめんね」で許される範囲の行動ではなかった。

許して頂けますかなどと言っているうちは、まだ「謝れば許してもらえるような事しかしていない」などと思っている証拠だ。

代表の毅然とした対応は素晴らしい。

こういった毅然とした態度で当たることで、後続するかもしれない更なる迷惑行為を防ぐことに繋がることでしょう。

店は結局許していないんだから後は警察の判断次第だと思う。

とんでもない事しでかしといて菓子持参で謝罪した程度で済まされたら警察はいらないからね。

男二人を相手にして怖かっただろうに、ここまで冷静に理に適った反論ができる女性店員さんがすごい。

「出禁にしていい。従業員が大切」という店主や経営者が素晴らしい。

女性店員も怖かっただろうが、ここまで毅然と対応できたのは、「店主なら自分を守ってくれる」という確信があり、それは普段から店主と従業員のコミュニケーションが取れて信頼関係が出来ていたからでしょう。

客、店員とか問わず、相手に物を投げつける行為そのもは、相手の人間としての尊厳を踏みにじる行為で、絶対許されるべきことじゃない。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。

今回のニュースは、あごマスクで入店してきた男性2人組が暴言を吐くなどのカスハラ客だった、というものでしたが、まったくもって呆れた客だと思います。

いくら酔った状態であったとは言え、「待っているからな」などの脅迫めいた待ち伏せ発言、「だから弁当屋なんかで働いているんだよ」「お前より稼いでいる」などの名誉棄損発言、これらは到底許さた行為ではありません。

そもそも、そうならないようにセーブしながら飲むのが大人であって、それができないなら外で飲まないでいただきたいですよね。

しかも、「口喧嘩する?俺には勝てないよ?」などと軽い挑発しておいて、店員の「モラル的問題だ」という発言に対して「モラル?誰が決めてんの?」「総理大臣?お前は総理大臣なのか?」などと言う屁理屈を並べる始末……。

「お前は中学生か!」と言ってやりたくなるほど幼稚ですし、痛すぎて、見てるこっちが恥ずかしくて見ていられないほどです。

さらに恥ずかしいのは、YouTubeで配信されている上に、それを切り取られて動画としてネット上に晒され、テレビにも大々的に取り上げられたためか、菓子折りを持って自ら謝りに来たことですよね。

きっと怖くなって謝りに来たのでしょうが、それなら最初からやるなって話ですよ。

形だけはいっちょ前に反省したような態度ですが、「許してくれますか?」という全く謝罪の気持ちが感じられない言葉が出てきており、まさに不貞腐れた中学生そのものですね。

しかも、謝罪に来たのは1人だけで、もう1人は謝罪にすら現れないとは、一体どうなっているのでしょうか。

迷惑行為はもってのほかですが、やってしまったことは取り返しがつきませんから、社会人としてその後の対応はしっかりしていただきたいですし、それができないとは本当に神経を疑います。

また「客への感謝の気持ちがない」などと発言していましたが、客も同じように店員対して感謝の気持ちが必要だと思いますし、真に感謝の気持ちがなっかたのは客側の方だと今回の対応ではっきりしていますから、そのあまりのブーメラン発言に呆れを通り越して、笑いがこみ上げてきましたね。

他にも言いたいことはありますが、これ以上は流石にキリがないのでやめておくことにします。

それにしても、店長のあの毅然とした態度は非常に見習いたいものがあります。

情には流されず、ダメなものはダメ、黒なら黒、白なら白、とキッパリ言いえる人というのは、今の日本では非常に少ないと思います。

さらに「迷惑客は客にあらず。店員を守るため、出禁にしても構わない」という姿勢は、経営者としてあるべき姿であり、非常に頼もしく思います。

このような人が店長であるためか、店員もしっかりと教育されており、今回のような迷惑客にめげることなく、終始毅然と対応を見せてくれました。

この店舗は店長、店員ともども接客というものを真に理解しており、接客の天才なのかと思うほど実に素晴らしいお店だと思います。

その素晴らしさはネット上でも評価されており、コメントでは今回の迷惑客のことよりも、どちらかと言えば、店長や店員の対応についてのコメントの方が多く、迷惑客の話題が霞んで見えるほどでした。

これぞまさに今の日本に必要な経営なのではないでしょうか。

これからも頑張っていただきたいですね。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは

『あごマスクで入店してきた男性2人組が暴言を吐くなどのカスハラ客だった件』についてでした。

 

この世の中には、どんな人にでも親切に接してくれる人もいれば、今回のような人の迷惑も顧みない人もいて、本当に様々な人がいます。
当然、迷惑をかける人の方が悪いとは思いますが、その人の意識はどうにも変えることはできないものです。
であれば、対応する側がどうにか切り抜ける方法を意識していくしかないのだと思います。
その方法は様々ではあると思いますが、個人的には今回のお店のような毅然とした対応を見せるのが一番だと思います。
相手に決してめげることなく、食い下がらず、ダメなものはダメ、黒のものは黒とキッパリと言うことが、その後の結果としていい方向に結びつくような気がします。
確かに、それは勇気のいることではあると思いますが、このお店の店長や店員を見習い、そういう人間になれたらと、頑張ってみたいところではあります。
是非とも、今回のお店には今後もそういった対応を見せていただきたいですね。
皆さんも迷惑客だけには成り下がらないように気を付けましょう。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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