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脱走したアミメニシキヘビを専門家の知恵により捕獲できた件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年5月11日に起きた

『脱走したアミメニシキヘビを専門家の知恵により捕獲できた件』についてです。

 

それでは、早速見ていきましょう。

概要説明

まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。

2021年5月6日、神奈川県横浜市戸塚区名瀬町内のアパートにて、ペットとして飼われていてたアミメニシキヘビが逃げ出したとして、以前より捜索活動が続けられていましたが、脱走・捜索から17日目にあたる2021年5月22日に無事発見されました。

事の発端であるアミメニシキヘビ脱走事件が起きたのは、2021年5月6日午後9時ごろで、外出していた飼い主が帰宅すると、アミメニシキヘビが入っていたケージの鍵が壊されており、ベランダの網戸が10センチほど開いていたことから、逃げ出したと判断して飼い主は警察に通報しました。

2021年5月7日から警察、消防、市役所の職員らで本格的にアミメニシキヘビの捜索に入りました。

しかし、中々見つけられず、2021年5月14日から3日間には100人体制、また1番多い日では200人近い人数での捜索を試みましたが、結果、見つかることはなく、2021年5月21日午後4時をもって捜索は打ち切りとなりました。

この捜索には、静岡県にある国内最大の爬虫類・両生類の体感型動物園「iZoo(イズー)」の園長兼、日本爬虫類両生類協会の理事長である白輪剛史さんも参加しておりました。

実は、本格捜索が始まった2021年5月7日に飼い主から白輪剛史さんに捜索への協力を依頼していたようで、飼い主から電話で依頼を受けた白輪剛史さんは、すべて無償のボランティアとして依頼を引き受けたそうです。

白輪剛史さんは、捜索当初から「アミメニシキヘビは熱帯地域に住んでいるので、日本の今の気候では遠くに移動することは考えにくい。28度で飼育するのは、その気温でないと本来の生活が出来ないから。隠れるところもたくさんあるので、逃げたとしても50メートル圏内。建物内にいる可能性のほうが高い」と強調していたそうです。

その後、白輪剛史さんは捜索当初にはなかった階段の踊り場天井のわずかな隙間が、捜索から数日後に出来ていることに疑念を抱き、屋根裏の中に入って自身が目視することを希望しました。

屋根裏に関して言えば、これまでも警察などが小型カメラで中をのぞいてはいましたが、実際に中に入ったことはなかったそうです。

白輪剛史さんは「外はこれほどまでに人海戦術で捜したのだから、天井の上、もしくは横の壁、どちらかにいると確信している。屋根裏は点検口から警察がチェックしているが、見落としがあるかもしれないため人間が入って確かめないといけない」と言い、自ら直接、管理会社との協議、隣人への捜索協力交渉をし、その甲斐あって屋根裏への捜索が許可されました。

そして、2021年5月22日午後4時30分ごろ、点検口などから大きく壁などを壊さない程度に確認作業を行ったところ、屋根裏の鉄骨の上でとぐろを巻いていたアミメニシキヘビを発見しました。

アミメニシキヘビを発見した白輪剛史さんは、別のスタッフがヘビの尻尾をつかんで引っ張る中、頭をつかんで抱きかかえるようにして鉄骨から引き剥がし、捕獲したとのことです。

捕獲されたアミメニシキヘビは襲ってくる様子もなかったことから、白輪剛史さんはおとなしいとの印象を持ったそうで、アミメニシキヘビが屋根裏に居た理由について「外気温は高くなってきたとはいえ、アミメニシキヘビにはまだ寒く、屋根裏には断熱材もあったため、少しでも高温を求めて高い場所にのぼったんでしょう」と話していたそうです。

今回、アミメニシキヘビを逃がしてしまった飼い主は、「一番は元気に見つかってくれたこと、誰にもケガをさせてしまったりしなかったことに、ホッとした。約2週間、不安を与えてしまった住民の方、捜索に関わってくれた皆さまに申し訳ない気持ちです」と謝罪しました。

なお、今回、アミメニシキヘビが飼われていたアパートは本来ペット禁止でありますが、特別許可を得て飼育していたそうです。

しかし飼い主は、事前に説明していたケージとは異なるゲージで飼育していたり、説明とは異なる動物を飼育していたり、その他アナコンダやワニガメなど爬虫類を中心に約20匹を飼育していたりと、アパートのルールを破っていたことが分かりました。

そのことについても飼い主は改めて反省し、「今後は生きものとは無縁の生活をし、自分を見直したい」と話していたそうで、今回脱走したアミメニシキヘビやその他飼っていた生き物を手放す意思を示しました。

アミメニシキヘビに関しては横浜市がいったん預かるということで、その他の生き物に関しても、しかるべき施設に譲渡するとのことです。

ネットの反応

この手の類のペットは個人が飼えないようにするか、もっと逃げ出せないように管理を厳しくして欲しいものです。

自分の家の天井裏にいることを想像すると恐怖でしか有りません。

遠くにも行っていない、凶暴でもない、大切に育てられたのでしょう。

この飼い主さん、迷惑はかけたと思うけど、家も追い出されて、会社休んで毎日捜索に協力して、とても良心的だと思う。

飼い主に非がないとは思いませんし、そう言うつもりもありませんが、ヘビを大切にしていたのはよくわかります。

理路整然で、無駄なく素早く最短距離で問題を解決する、これこそがプロの仕事。

とりあえず見つかって、近隣住民もヘビも良かった。

大蛇が脱走したのにまず1番先に調べるべき所を調べていなかった事に違和感。

飼い主の方が逃げた事をきちんと申告してくれたことは良かったと思います。

まさに灯台下暗し。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。

今回のニュースは、脱走した蛇が17日ぶりに無事発見された、というものでしたが、まずは近隣住民の方や蛇自身にケガなどなく、無事に見つかって良かったと思います。

脱走した蛇には毒はなかったようですが、それでも体長3メートルを超える蛇がどこかにいると思うと怖いですし、もし出会ってしまったらどうしたらいいか分からないですから、やはり気が気ではないですよね。

そのことを思うと、何事もなく見つかって本当に良かったと胸をなでおろします。

飼い主に関して言えば、少し厳しいような言い方にはなってしまいますが、身から出た錆ではないかと思います。

ネットのコメントや近隣住民からボロボロに叩かれたようですが、一応大家に許可を得たとは言え、そもそもペット禁止のアパートで犬や猫ならまだしも、巨大蛇やその他危険生物を飼っていて、それを易々と逃がしてしまったわけですから、同情する余地もないのかな、と思います。

また、ネットのコメントでは飼い主のその後の対応を見て、叩かれたことを同情する声や感心する声もちらほら見受けられましたが、自分の飼っていたペットが逃げ出したら必死になって探すのが当たり前だと思いますし、謝罪や反省の気持ちを持つのも当たり前だと思います。

その当たり前ができない人もいるのは事実ですが、そこで同情や感心の念を持つのはどうなのかな、と思ってしまいます。

何にしても、何事もなく無事に見つかったのは専門家の方のおかげだと思います。

やはり専門家の方というのはすごいものですね。

蛇の習性をよく理解した上で、いる場所を割り出すだけではなく、自ら素手で豪快に捕獲してしまうのですから。

頼もしく、そして、かっこよく思います。

今回捕獲された蛇はしかるべき場所にとのことで、今後はしっかりとした管理の下で脱走させることなく、飼育していただきたいと思います。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは

『脱走したアミメニシキヘビを専門家の知恵により捕獲できた件』についてでした。

 

今回のニュースで専門家の方のすごさがよく分かった気がします。

やはり餅は餅屋ということなのでしょうね。

今回の飼い主の方は、これを機に飼っていた生物すべてを手放すとのことでこれ以上、近隣の方に迷惑をかけることはないでしょうが、もし今度飼うときはしっかりと管理していただきたいと思います。

皆さんも犬でも猫でも何でもそうですが、飼っているペットの管理はしっかりとするようにしましょう。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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