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ハゲをいじったポスターにクレームが入り、自己回収になった件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年5月11日に起きた

『ハゲをいじったポスターにクレームが入り、自己回収になった件』についてです。

 

それでは、早速見ていきましょう。

概要説明

まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。

2021年5月6日、大阪司法書士会が作成し発送したポスターについて、「配慮が不十分だった」として、回収に乗り出したことが2021年5月11日付の書面で分かりました。

今回問題になったポスターは、関西で“頭髪ネタ”で有名なフリーアナウンサーの山本浩之さんを起用したもので、 複数並んだ山本さんの写真のわきに「遺言で不毛な争いをなくそう」、「いい相続は明日を明るく照らします」などのフレーズを添えた内容となっています。

大阪司法書士会は司法書士制度の宣伝のため、この内容のポスター1種類とチラシ3種類を広告代理店に発注し作成したとのことで、出来上がったポスターやチラシを2021年5月6日付で、大阪府内に住む大阪司法書士会の会員約2400人に発送したとのことです。

その後、郵送されてきたポスターを見た会員から「身体的な特徴を取り上げていて、不快な思いを抱かせる」との指摘があったそうです。

その指摘を受け、大阪司法書士会は「配慮が不十分だった」とおわびし、できるだけ速やかに回収する旨を伝える書面を2021年5月11日付で発送しており、順次回収を始めているそうです。

大阪司法書士会は、「人権を尊重する団体として配慮が足りなかった。11日に回収する封筒を会員に送っている。今後は役員も研修を行い、再発防止に努めたい」と話しているとのことです。

ネットの反応

ポスターの本人が意義申し立てをしてないのに回収する必要はない。

何かしら表現したりアピールする以上、誰も傷つかない、不快に思わない表現なんて存在しない。

世の中の「禿は笑いもの」という風潮が正直面白くないですね。

からかったり馬鹿にしたりするようなニュアンスが込めれたものは止めた方が良いと思う。

深く考えることなしに思いついた駄洒落そのままで作っちゃったのかな?

本人がOKならOKと言うスタンスは、あまりに短絡的な考えだと思います。

身体的な特徴で笑いを取る芸風はだんだん時代遅れになっていくんだろうなと思う。

本人が自虐的なユーモアで言うのと、ポスターに使うのは別だとも思う。

本人が気にしていないならば良いわけではない。

本人が変えられない人の身体的特徴を使うのはやめたほうがいい。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。

今回のニュースは、ハゲいじりをしたポスターに苦情が入り自主回収する、というものでしたが、今回もまた少し難しい問題なのかな、と思ってしまいます。

当然、本人が嫌だと言っているのにも関わらず、無断で使用していじるのはいけないことです。

しかして、今回のニュースでは特段そういった本人からの主張もなく、むしろ自らそういうような位置づけで活動をしています。

そのことを加味した上で、私個人の意見を言うならば、今回のポスターは面白さがあって、インパクトも十分という意味合いで、「正直別にいいのではないか」「こんなポスター1枚で怒るのはユーモアが分からず、心が狭いのではないか」とそう思ってしまいます。

ただそれは、私が頭髪に何らコンプレックスを抱いていない第三者であるからであって、当人にとってしてみれば、たったポスター1枚、たとえそれが自分のことではないと分かっていても、死活問題であり、とても不快に感じるのでしょう。

それを鑑みることなくポスターとして配ってしまったのは、少しばかり考え方が安易すぎたのではないでしょうか。

とは言え、コメントにもありましたが、このまま一人一人のコンプレックスを気にしすぎてしまえば、たとえ自虐的なものであったとしても、いつかは身体的なネタでお笑いができなくなってしまいます。

それはあまりに窮屈すぎるのではないかと思ってしまいます。

自分のコンプレックスで、第三者のことであっても触れてほしくないのは重々分かりますが、少しばかりスルースキルを身に着けていただきたいと思うのが、正直な感想です。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは

『ハゲをいじったポスターにクレームが入り、自己回収になった件』についてでした。

 

誰にでも1つくらいは触れられてほしくないコンプレックスがあるものです。

当然、むやみやたらにコンプレックスをいじるというのはいかがなものかとも思いますし、一人でも嫌な思いをする人が減ってくれれば、それに越したことはないと思います。

しかし、そこに偏り過ぎて誰一人として発言できなくなってしまうのも、それはそれで窮屈で退屈な世界となってしまいます。

そこで大事になってくるのは、ただいじるのではなく、相手を尊重した上での愛のあるいじりではないでしょうか。

そして、いじられる側も頭ごなしにただ拒否をするのではなく、しっかりと相手の意向を組むなど寛容になったり、スルースキルを少しでも身に着けておいたりするのがいいのではないかと思います。

いじる側、いじられる側、お互いがお互いを意識し合うことが重要ですね。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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