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MOROHAを聴いて……

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皆さん、おはこんばにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、第11回目になります時雨ブログ。

今回の話題は、私の好きな歌手「MOROHA」を聴いて思うことについてです。

 

皆さんは「MOROHA」という歌手はご存じでしょうか?

 

知っている方も多くいるとは思いますが、曲を聴いたことがない方でも、こう言えば分かると思います。

 

スマートフォン・GalaxyやボートレースのCMのナレーションをやっている方です、と。

 

こう言えば、なんとなくでもピンときた方はいるのではないでしょうか。

実は、あのナレーションをやられている方は「MOROHA」という2組の歌手の1人なんです。

名前を「アフロ」さんと言うのですが、この方がCMのナレーションを担当されている方で、グループ内ではボーカルを務めている方です。

「MOROHA」には、もう1人「UK」さんという方がいまして、この方はギターを務めている方です。

これだけ聞くと、ありきたりな普通の歌手という感じがしますが、普通の歌手とは一味も二味も三味も違ったアーティストさんなんです。

その特徴はというと、やはりなんといっても……

 

 

そうこの方々は、アコギ1本で語りを披露するアーティストなんです。

アコギ1本で語りというのは、その形態があまりに簡素であるからこそ、そのギターの響きや語りで人を引き付けなくてはならないことから、それぞれの技術力や魅力を最大限に生かさなくてはならない、非常に難しい演奏方法であると思います。

それをやってのけてしまう凄さの中には、やはり先ほど言ったような特徴があるからだと思います。

 

まず、アフロさんの書く歌詞ですが、この方が書く歌詞というのが非常に強烈なものばかりなのです。

どの程度の強烈かというと、自分で自分の顔面に向かってドストレートなパンチを食らわせるかのような強烈さですね。

じゃあ、一体どのような歌詞なのか、参考に一部だけ拝借させていただきました。

 

飲み干すビール 時間が過ぎる この街で迎えた六度目の春
今年こそ?来年こそ? 何年生きれるつもりで生きてきたんだ
今日が終わる いや今が終わる
そう思えた奴から明日が変わる

「革命」より

 

私が「MOROHA」さんの曲の中で好きな曲のうちの1つ「革命」から一部、歌詞を拝借いたしました。

これだけでも非常にパンチの利いた歌詞ではありますが、このような歌詞が次から次へと襲ってきます。

 

アフロさんの書く歌詞の強烈さが伝わりましたでしょうか?

 

アフロさんのすごいところはこれだけではありません。

そう、それは語りの熱量のすごさです。

先ほどのような歌詞にプラスして、もの凄い熱量で語りをされたら、K.O.どころか、最悪、死が見えてきますね。

 

しかし、軽く死なせてくれないのが「MOROHA」さんであり、アフロさんなんです。

歌詞や語りに打ちのめされ”死”を向かえそうになりますが、しかしそれはその死を乗り越えた先にある自分を奮い立たせる起因になっているのです。

そんなアフロさんの歌詞と語りの基盤になっているのが、UKさんのギターです。

UKさんのギター捌きは、それはもうもの凄いんです。

私も少しばかりギターを弾いておりますが、到底追いつきようがないくらい、すごくかっこよく、もの凄いテックニックを駆使してギターを弾いていらっしゃいます。

そもそも、音を鳴らしている途中にギターのボディを使ってリズムをとるなんていう、滅茶苦茶技術がいるだろう所に、色々と織り込んでますから、カッコ良くない訳がないです。

 

UKさんのギターのカッコいい響きとアフロさんの強烈なまでの歌詞の語りが見事にマッチングしているのが、「MOROHA」さんなわけです。

 

しかし、それが私にはどうにもその知名度が低いように感じて他なりません。

ここまでいい曲を作るのに、再生回数は約400万回が限度です。

 

確かに「MOROHA」さんの作る曲は、万人受けするような曲のスタイルではないかもしれません。

語りが嫌い、熱のある曲が嫌いなど色々と思うところがある人もたくさんいることでしょう。

 

ただ、やはりそれでも400万回は少ないように感じます。

その直接的な原因は、先ほど言ったようなスタイルの問題かもしれませんが、私は他の部分にも原因があると思っています。

 

それは、「MOROHA」さんの作る曲が自身に刺さり過ぎてしまうことです。

 

人は見たくないものには目を向けないものです。

自分の弱さだったり、甘さだったりなんていうのは誰しも自覚したくないですし、目をそむけてしまいがちです。

そんな普通だったら目をそむけてしまうような部分、言わば”人間の本質的な部分”にずけずけと入り込んでくるのが「MOROHA」さんの曲なのです。

土足なんてお構いなしでずけずけと自らの心に入り込んで、自身の弱さ、甘さ、愚かさという”人間の本質”を見せつけられ、自身に何本もの針が刺さってしまう、そんな「MOROHA」さんの曲を聞きたくない、嫌いという人は結構多くいると思います。

やはり誰しもが見たくないものは見たくないですからね。

それが、「MOROHA」さんの曲が知名度が低い理由の1つではないのかなと思います。

 

しかし、私は”人間の本質的な部分”というのを自覚することで見えてくるものがあると思います。

だからこそ、「MOROHA」さんの曲は、『死を乗り越えた先にある自分を奮い立たせる起因』になっているのではないか、と私は考えています。

 

なので、もし、この記事を読んで少しでも聞いてみたいと思ってくださった方、普段はっちゃけたようなノリノリの曲ばかりを聞いている方も、これを機に、是非「MOROHA」さんの曲を数曲聞いてみることをお勧めいたします。

 

因みに私がオススメする曲BEST3は、

 

 

 

 

 

 

 

の順番でオススメしますので、是非聴いてみてください!


さて、今回はここで終わらせていただきます。

今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。

それでは、皆さんまたお会いしましょう。

さようならー。

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