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交際相手の子供に10分間60℃のお湯を浴びせ死亡させた男性が逮捕された件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年9月22日に起きた

『交際相手の子供に10分間60℃のお湯を浴びせ死亡させた男性が逮捕された』についてです。

 

それでは、早速見ていきましょう。

概要説明

まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。

2021年8月31日午後5時ごろ、大阪府摂津市鳥飼本町にあるマンションの一室にて、交際相手の息子(3)に熱湯をかけて殺害したとして、大阪府警は2021年9月22日、同居していた無職の松原拓海容疑者(23)を殺人の容疑で逮捕しました。

今回の事件で亡くなったのは新村桜利斗くん(3)で、2018年10月に新村桜利斗くんの両親が離婚した後、母親に引き取られ、大阪府摂津市へ転居してきました。

今回の事件の容疑者である松原容疑者との関係は、2020年秋ごろから新村桜利斗くんの母親との交際が始まったことから始まり、その後、事件の約3カ月前の2021年5月には同居を始めたとされており、新村桜利斗くんは松原容疑者のことを「たっくん」と呼んでいたそうです。

新村桜利斗くんと松原容疑者との同居が始まってからというもの、虐待の影は絶えなかったようで、同居が始まって数日後の2021年5月初旬ごろには、新村桜利斗くんの母親自身が摂津市役所に「交際相手が子どもに手を出した」と相談していました。

これに対し、松原容疑者が市側に「もう手を出さない」と約束したということで、市の担当者は「緊急的な危険があるとは考えていなかった。対応に問題はなかった」としたそうです。

また、同居から約1か月後の2021年5月28日午前1時前には、新村桜利斗くんらが住む部屋から子ども用の絵本や棚の一部のような木板などが投げ捨てられたそうで、近所の方は警察に通報しましたが、警察が新村桜利斗くんの母親らに事情を確認すると、「子供がやりました」と供述していたことから、厳重注意だけで事を終えたそうです。

その他にも、新村桜利斗くんの顔に不自然な傷があったり、頭に包帯が巻かれていたり、松原容疑者が新村桜利斗くんに対して怒鳴ったり、物を投げつけたりしている姿を近所の方が目撃することもあったようです。

中でも、母親が新村桜利斗くんを自宅に連れ帰そうとすると、新村桜利斗くんは言葉拙いながらに「たっくん、いや。たっくん、いや」と口癖のように帰宅することを拒むような仕草を近所の方に見せており、周囲に対して「SOSのシグナル」を幾度となく発していたとされています。

これらのことから、2021年6月に近所の方が摂津市役所に出向き『このまま放っておくと桜利斗くん亡くなっちゃうよ、死んじゃうよ』と訴え、新村桜利斗くんの一時保護を求めました。

これに対し摂津市役所と児童相談所は、ケース検討会議において「母親が養育者以外からの暴力があっても守れない”育児放棄(ネグレクト)”の状態にある」と判断しましたが、新村桜利斗くんに目立った傷が確認されていなかったことなどから、総合的に判断して対応を変えず、児童相談所による一時保護などは行わなかったということです。

その後、摂津市役所は母親と新村桜利斗くんを「行政による継続的な見守りが必要な母子」とし、支援担当者が計91回にわたって重ねていたそうです。

しかし、2021年8月31日午後5時ごろ、新村桜利斗くんの母親が外出中の最中、松原容疑者本人からの「3歳の男児が浴室内で意識がない」という119番通報が消防署に入り、消防隊員が駆け付けると、そこには意識不明の状態の新村桜利斗くんがいました。

近所の方によりますと、事件当時、子どもの悲鳴のような声を聞いており、「ギャーという声を聞きました。普通の泣き声じゃないですね。何かされて、すごく痛いような」と振り返りました。

大阪府警捜査1課によりますと、新村桜利斗くんの遺体にはやけどの跡が全身の広範囲に及んでおり、上半身を中心に皮膚がただれていたそうで、死因は重度のやけどに伴う熱傷性ショックと見られています。

しかしながら、新村桜利斗くんの遺体の状況から熱湯をよけようとした痕跡がなく、その状態で熱湯を10分近くかけ続けられた可能性が高いことが判明しています。

また、桜利斗ちゃんの母親の知人らによりますと、事件の数日後、松原容疑者は当時の状況について「シャワーの温度は38度から上げ、最後は60度にした。その後、リビングでたばこを吸っていたら、桜利斗が意識を失っていた」などと話していたということです。

これらのことから大阪府警は、松原容疑者が何らかの方法で桜利斗ちゃんを動けないようにし、シャワーなどで熱湯をかけ続けた疑いがあるとみており、2021年9月22日には松原容疑者を殺人の容疑で逮捕しました。

松原容疑者は大阪府警の調べに対して、、「新村桜利斗くんの体を洗うために風呂場に連れて行き、高温でシャワーを流し続けたら、どんなふうにびっくりするのか、徐々に温度を上げる遊びをしていた」「60度まで温度を上げて、その後、シャワーを出しっぱなしで別室に移動し、ゲームをしていた」「別に故意に浴びせたわけではない」と供述しており、容疑を否定しているそうです。

今回の件に対し、摂津市役所の担当者は「児童相談所との情報共有も行っており、今回の案件は児童相談所さんの方にお任せしていた状況です」と話しております。

しかし一方で、児童相談所の担当者は「『一時保護を検討してほしい』『児相も一緒になってやっていただきたい』などの要請は摂津市役所からありませんでした」と説明しております。

森山一正市長は2021年9月28日に記者会見し、「自治体の役割の中でしっかりと取り組み、細心の注意を払って見守ってきたが、一時保護に至るまでの確証が得られず、結果として男児の命を救えなかったことを重く受け止めている」「ただ、なぜ児童相談所に『案件を担当してくれ』ともっと強く言えなかったかとの思いはある」と説明し、大阪府に設置される検証部会に協力するとともに、市も対応の是非について内部で調査する考えを明らかにしました。

また森山市長は、市と児童相談所が「緊急性が低い」との判断を変えなかったことから府警と情報共有していなかったことにも触れ、「警察との連携は避けて通れない」と述べ、情報共有のあり方を検討する方針も示しました。

大阪府警は調べを進め、摂津市と児童相談所は今後、対応について検証することにしています。

ネットの反応

「もう手は出さない」なんて言葉を鵜呑みにするとかあり得ない。

子どもより男の人が大事なら施設に預けてください。

一度でも子供に手を出したならその時点で別れろよ。

交際相手の暴力を市に相談しているのに何故別居しなかったのだろう。

無抵抗の子供に熱湯を浴びせ続けるなんて同じ人間の仕業だとは思えません。

なんでそんな身の毛もよだつようなことを思いて実行できるのか。

なんで苦しむ姿を見て耐えられるのか、悪魔のような男ですね。

市も児相もなんだか責任の押し付け合いみたい。

 

児相や市に子どもを守ってもらうためには、警察に並ぶくらいの権限を持たせなきゃダメだよ。

法整備をして児相の権力や人員を強化するしかない。

私が思うこと

では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。

今回の事件は、3歳の男児が母親の交際相手に熱湯を浴びせられ火傷で死亡した、というものでしたが、本当になぜこんなことができるのかが謎でしょうがないですね。

私も温泉が好きでよく行きますが、どれだけ熱くても50度の温泉に30秒浸かるくらいが限界点です。

それを考えたら、まだ皮膚が完璧に出来上がっていないような子どもに対して、60度のお湯を10分以上浴びせるのは、流石に”鬼畜の所業”としか言いようがありません。

それを「お遊びだ」と発言できる神経が分かりませんし、「お遊びだ」と笑っていられるような心無い人間にはなりたくないですね。

今回の事案に関して言えば、”人としての価値を自ら手放している”としか思いようがなく、もはや”人”ではなく”悪魔”と言った方が正しいのではないか、とまで思えて他なりません。

そんな奴にも法の下での保護が許されると思うと、正直、誰のための法なのか分からなくなります。

そして何より、今回の件については児童相談所と市役所と警察に一言言いたいところです。

今回に至っては、流石にもっとできることがあったのではないかと思うのです。

もちろん、以前の時雨ブログでも書いた通り、児童相談所も市役所も警察も、それぞれ法の下でできることが定められていて、それ以上のことができないのは分かっています。

ただ、今回の件では、傷やあざがあった、暴言や暴力があったなど、多くの人の証言が得られているわけで、事実、「家に帰りたくない」という子どもの声が出たという言質も取れているわけです。

確かに、住民の逆恨みによって出た嘘かもしれませんし、それらを全て鵜呑みにしてしまうのもおかしな話かもしれません。

ですが、逆に暴言や暴力を振るうような人間が真実を話すとも考えにくくはないでしょうか。

「これまでに何ら問題のなかった多数の一般市民の声」と「何らかの問題がある可能性がある父母の声」…。

どちらを信じるか、というより、”どちらの可能性に賭けるか”というように考えたら、明らか、多数の一般市民の声に一石を投じるべきだと私は思いますが、どうでしょうか。

ここまで多くの人の声が入っているのに「一時保護を許可しない」というのは、もはや職務放棄と言っても等しいのではないかと思っていますね。

もちろん、先も言ったように公共機関にできることは限られていることは分かっています。

今回、90回以上にも及ぶ訪問や面会をして努力していたのも分かります。

しかし、もっとできることも多くあったのではないか、と思ってしまうのも事実です。

これを機に変わってくれることを望みます。

それにしても、今回の記事において一切その影を見ておりませんが、母親は一体どこで何をしているのでしょうかね。

母親も以前に交際相手の虐待の件について相談している、という話もありますが、相談しに行くくらいなら、男と縁を切って逃げればよかったのではないのでしょうか。

今は警察や児童相談所などに頼めばシェルターなどの隔離施設にも入れますから、男の暴行などの心配など必要ないように思いますしね。

それともやはり男の方が良いとでも言うのでしょうか。

それなら尚更、子どもだけ施設や親戚の家に預けていただきたかったです。

確かに、子どもには不自由をさせるかもしれませんが、暴行を受けて亡くなるより随分とマシです。

男から暴行されてることを知りながら、それらの対策もせずに子どもを放置していたのですから、母親も同罪でいいような気がしますが、私だけでしょうか。

何にしても、亡くなったお子さんが不憫でなりません。

ご冥福をお祈り申し上げます。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは

『交際相手の子供に10分間60℃のお湯を浴びせ死亡させた男性が逮捕された』についてでした。

 

こういった事案は数多く存在しますが、今回の件に至っては、近所の方々ができる限りの精一杯のことをやってくれていたように思います。

後はその声に耳をしっかりと傾け、実行に移してくれるような公共機関が必要です。

そのためには法制度をしっかりと整えていただくことが必要になってくるのだと思います。

そこはやはり国の力の見せどころになると思いますので、しっかりと頑張っていただきたいところですよね。

ただ、やはり何を言っても一番問題なのは実際に育てる親ですから、物事を考えて、親なら親らしく、子どもにとって1番の行動をとってほしいですよね。

皆さんはやらないと思いますが、子どもには暴力などは振るわないように、そして、虐待を見つけた際には、今回のように児童相談所や役所、警察に相談するようにお願いします。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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