皆さん、おはこんばんにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年4月30日に起きた
『里親男性が預かっていた児童に対して暴行などの虐待をした件について』についてです。
それでは、早速見ていきましょう。
概要説明
まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。
2020年度後半ごろ、長野県が認定する里親の男性が、児童相談所などから養護先として預かっていた複数の児童に対し、性的虐待などをしていたことが、2021年4月30日の長野県が開いた記者会見で分かりました。
長野県によると、里親の男性は2020度後半ごろ、児童相談所などから養護先として複数の児童を預かっており、そのうち1人の児童に性的な虐待をし、さらに児童2人に対し身体的な虐待をしたとのことです。
長野県は、被害者の特定につながるとして性別、虐待の時期や状況をはじめ、加害者が逮捕されたことも発表しませんでしたが、ある取材では、長野県内の一時保護施設で起きた事件であり、加害者は50代の男性、被害者は10代の少女であることが分かっており、加害者男性が児童に対し性的な暴行などをしたとして逮捕され、その後、起訴されたことも分かっています。
事件が発覚した経緯としては、虐待を受けていた児童のうち1人が虐待について学校側に伝え、学校側はその情報を児童相談所に通報したことがきっかけとなりました。
学校側から通報を受けた児童相談所は被害児童を緊急保護した上で、その後、児童と保護者に謝罪したということです。
加害者男性は長野県の聞き取りに対し事実を認めたとのことです。
長野県では、一時保護児童に関して定期面談で異状の有無などを確認しているそうですが、今回の虐待について事前把握ができなかったようです。
これに対し、一時保護の担当者は「面談は里親が同席しており、児童が虐待について伝えられなかったこともあったと思う」と話し、面談方法を見直す考えを示しました。
長野県こども若者局の野中祥子局長は、「保護者からお預かりしている大切なお子さんが、その里親から虐待を受けてしまったことについて、措置権者として非常に責任を感じています」と話していたそうです。
長野県は「要保護児童に対する重大な虐待事案」と判断し、2021年5月から原因究明と再発防止のための第三者検証委員会を設けることを発表しました。
里親による虐待事案について、長野県が第三者検証委を設けるのは初めてとのことで、児童福祉法に基づいて検証作業を行うそうです。
検証委は弁護士や児童精神科医らが委員として参加し、2021年度内に6回開催した上で、報告書をまとめる予定とのことです。
ネットの反応
公表されなければ同じ事を繰り返すと思うので、加害者の名前は公表して下さい。
子供が信じる心を失ってしまう。
子供たちにとって防波堤にならなきゃいけないはずの里親がそういうことをするというのは、子供に対して大きな裏切り行為。
里親制度、養子縁組制度はもっと進んでほしいなと思っていたけど、
こういうの見ると、やっぱり無理なのかなと思わされる。
家庭っていう狭くて逃げ場のない密室で起こる虐待って想像すると恐怖ですよね。
そういうことはいくらでもあり得ることとして通報システムを作らないといけない。
児童相談所に、もっと強い権限を与えるべきです。
問題定義などは置いて、最も心配なのは子供たちのケアだ。
いつも振り回されるのは子どもなので、厳格な審査を徹底してもらいたいです。
施設や里親等の場合、第三者による定期的な現場視察、子供本人との定期的なカウンセリングは最低限必須だと思います。
私が思うこと
では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。
今回の事件は、里親の男性が預かっていた児童に対して性的・身体的な暴行をしていた、というものでしたが、正直、どうしてこうなったのか本当に理解に苦しみますね。
そもそも、「里親」という事業をしっかりと理解しているのかも甚だ疑問です。
里親という制度は、児童の親族などがどうしても児童の面倒見れない時に使う、最後の砦みたいな制度です。
つまり、悪くいってしまえば、家族から見放された児童が暖かい場所で過ごせる最後のチャンスなのです。
そのチャンスが巡り巡ったと思った矢先に、待ち構えるのは虐待行為。
児童にとってはこれほどまでにない裏切り行為です。
そんな行為を易々とできてしまう神経が分からないですし、そもそも、ではなぜ、児童を預かる制度に登録しようと思ったのか、本当に理解に苦しむばかりです。
一応、逮捕もされ、起訴もされているようなので、そこは一安心ではありますが、児童の心のケアをしっかりと周りの大人がしていっていただければと思います。
まとめ
さて、今回取り上げさせていただいたニュースは
『里親男性が預かっていた児童に対して暴行などの虐待をした件について』についてでした。
里親制度は私も賛成ではあります。
しかし、こういった実態がある以上、素直に賛成できるかと言われれば躊躇してしまうのが現状です。
各都道府県の担当の方には、そこら辺の整備をお願いしたいところではありますね。
また、今回の加害者男性については、当然、里親の登録の解除や児童に関わる仕事に就けないようにしていただきたいですね。
今回のニュースはこれで終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。
それでは、さようならー
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