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消化装置点検中に二酸化炭素が漏れ出し、地下駐車場で2名が死亡した件について

ニュース

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年1月23日に起きた

『消化装置点検中に二酸化炭素が漏れ出し、地下駐車場で2名が死亡した件』についてです。

 

それでは、早速見て行きましょう。

概要説明

まず、事件の概要の説明からさせていただきます。

2021年1月23日午前11時15分ごろ、東京都港区西新橋1丁目にあるオフィスビルの地下1階駐車場にて、消火装置の点検作業をしていたところ、二酸化炭素が漏れ出し、男性作業員2人が死亡するという事故が起きました。

警視庁などによりますと、2021年1月23日午前11時すぎごろ、「東京都港区西新橋1丁目にあるオフィスビルの地下1階駐車場で、消火設備の点検中に二酸化炭素が噴霧した。作業員が取り残されている」と119番通報があったそうです。

その後、駆け付けた消防隊員によって、地下に取り残されていた男性作業員2名と警備員1名が救出され、近くの病院へ搬送されました。

搬送された3名のうち、男性警備員1名は意識がある状態で搬送されており、命に別条はないとのことですが、残りの男性作業員2名については心配停止の状態で搬送されており、その後、搬送先の病院にて死亡が確認されております。

亡くなったのは、消防設備会社「亀井商会」社長の亀井信博さんと社員の亀井慎也さんだそうです。

今回、神奈川県綾瀬市の消防設備会社「亀井商会」が点検作業を請け負っており、救出された3名を含む作業員6名と警備員1名で、地下1階と地下2階に分かれて消火設備の点検をしていたようで、その作業中、二酸化炭素の放出装置が誤って作動し、二酸化炭素が漏れ出て、現場に二酸化炭素が充満したとのことです。

その際、地下2階にいた作業員が異臭と地下1階の警備員がぐったりしていることに気づいた、救出された3名と一緒に点検をしていたほかの作業員4名は、自力で避難したそうで無事だったとのことです。

警視庁は、作業員らが放出装置を誤って作動させ、二酸化炭素中毒になった可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

ネットの反応

一酸化炭素は後遺症もすごいけど二酸化炭素はどうなんだろ

二酸化炭素だったら一瞬では意識が無くならないと思うので、さぞかし苦しかったことでしょう。

点検の仕方も考えないとなあ……。

点検のための安全装置とかないのかな?

そもそも消火として二酸化炭素を排出する機能を取り付けること自体がおかしい。

うっかり作動させちゃったじゃ済まない案件。

一酸化炭素中毒はよくあるけど、二酸化炭素中毒ってのは珍しいな。

今回は誤作動かもしれないけれど、通常はどうするんだろ?

多分、この業者は日常の防災訓練ができていなかったのだろう。

少し前に名古屋でも事故があっただけに残念でなりません。

私が思うこと

では、ここからは私が思うことをお話していこうと思います。

今回の事件は、二酸化炭素中毒で死亡というものでしたが、まずは、ご冥福をお祈りいたします。

しっかり仕事をしていての事故というのであれば、誰に責められることでもないでしょう。

原因についてですが、私も警察の方の言う通り、多分作業員の方が間違って押してしまったのではないかと思っていて、機械の誤作動という訳でもないような気がします。

もし、本当に誤作動だったのだとしたら、私たちにも関係してくることになってくるので、そこはしっかりと改善してほしいとも思います。

ただ、仮に間違って押してしまったのであれば不自然なところもあって、例えば、通常押してしまった場合、音声ガイダンスが流れるはずですが、匂いがするまで誰も気付かなかったということは、音声が流れなかったということにもなりますから、なぜ流れなかったのかという話になってきます。

そこの原因は警察の方が調べていただいている途中とのことですが、場合によっては結構怖い話ですよね。

それにしても、亡くなられたお二人には申し訳ないのですが、一般の方を巻き込まなくて良かったですね。

一般の方を巻き込んでいたら、それこそ大騒ぎになっていたところでしたから、まだ、身内だけの事故で良かったのかなと思いました。

まとめ

さて、今回取り上げさせていただいたニュースは、

『消化装置点検中に二酸化炭素が漏れ出し、地下駐車場で2名が死亡した件』についてでした。

 

火が確実に消える方法として科学的にも立証されている二酸化炭素放出装置ですが、今回のように誤作動が起きる、あるいは、起こしてしまう危険性があると思うと、非常に怖いなと感じます。

先ほども言いましたが、通常作動した場合には音声ガイダンスが流れるようになっているようですが、もし仮に一般の人が利用している最中に作動し、そこに耳が不自由な人やイヤホンなどで音楽を聴いている人がいたらどうするのでしょうかね。

そこを考えると、今まで通りスプリンクラーなどの水放出や消火器などの粉噴射の方がいいような気がします。

今後の安全性強化に期待ですね。


今回のニュースはこれで終わりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。

それでは、さようならー

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