皆さん、おはこんばんにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2020年12月6日に起きた
『豊島区の女性を殺して山に埋めた男性保育士が逮捕された件』についてです。
それでは、早速見て行きましょう。
概要説明
まずは、事件の概要の説明からさせていただきます。
2020年12月6日、2020年9月から行方不明であった東京都豊島区南長崎に住む会社員の富塚沙織さん(35)を殺害し、遺体を栃木県那須町の山林に埋めたとして、警視庁目白署捜査本部は、東京都豊島区目白5丁目に住む保育士の佐藤喜人容疑者(29)を死体遺棄容疑で逮捕しました。
富塚沙織さんは、2020年9月24日の朝に「体調不良で休む」と東京都内の勤務先に連絡し、その日の夕方に医療機関を受診、会社に「ただの風邪でした」と伝え、夜に食事をする約束をしていた友人に「体調は大丈夫」と連絡していましたが、待ち合わせ場所に現れなかったそうです。
そして、翌日の2020年9月25日から会社を無断欠勤しており、同僚の電話にも出なかったため、上司から連絡を受けた親族が、その4日後の2020年9月29日に警視庁に行方不明者届を提出し、事件が発覚しました。
事件が発覚後、富塚沙織さんの自宅アパート周辺の防犯カメラには、佐藤喜人容疑者とみられる人物が2020年9月23日、24日の映像にたびたび映っており、2020年9月23日夜に富塚沙織さんの後をつける佐藤喜人容疑者が映っていたほか、2020年9月24日夜には富塚沙織さんの自宅に向かって歩き、一度離れた後に車に乗って戻っていく様子や、富塚沙織さんのキャリーバッグを運び出す様子も確認されました。
警視庁目白署捜査本部はこの行為に行為について、富塚沙織さんの荷物を運び出すことで自発的に失踪したように見せかけたうえで、殺害した遺体を車で栃木県那須町に運んだとみています。
また2020年10月1日には、富塚沙織さんの自宅アパート近くの路上にて、富塚沙織さんのスマートフォンが見つかったそうです。
その後、警視庁目白署捜査本部は富塚沙織さんの失踪に関与した疑いがあるとして、行方不明になり2カ月半ほど経った2020年12月5日に、佐藤喜人容疑者を任意で事情聴取したところ、「女性のあとをつけ、玄関ドアの鍵をかけていないのを確認した後、無施錠の女性の自宅に金銭目的で入り、抵抗されたため女性の首を部屋にあったロープで絞め殺した」と供述し、容疑を認めたとのことです。
また、事情聴取を進めていく中で、佐藤喜人容疑者から「毛布でくるんだ女性の遺体を車で運び、栃木県那須町にある親戚の別荘地の裏に1人でスコップを使い穴を掘って埋めた」との供述があったため、辺りを捜索すると、同日の深夜に別荘裏手にある山林の土中(深さ約1メートル)から性別不明の下半身とみられる遺体が見つかり、歯型や指紋から富塚沙織さんと確認されました。
遺体には目立った外傷はなく、衣服や靴はなかったそうです。
佐藤喜人容疑者の供述や富塚沙織さんの遺体が見つかったことから、2020年12月6日に警視庁目白署捜査本部は佐藤喜人容疑者の逮捕に至りました。
佐藤喜人容疑者は調べに対し「金品を奪う目的だったが見つかった」と供述していましたが、富塚沙織さんの銀行口座やクレジットカードが使われた形跡はなかったようです。
佐藤喜人容疑者が住むアパートから富塚沙織さんの自宅までは約500メートルほど離れており、2人に面識はなかったと見られる一方で、佐藤喜人容疑者が「女性のあとをつけて玄関ドアの鍵をかけていないのを確認したので、翌日にもう一度行った」との供述をしていることや防犯カメラの映像から、事前に富塚沙織さんを狙っていた可能性があるとして、警視庁目白署捜査本部は死亡の経緯や動機を慎重に調べているそうです。
佐藤喜人容疑者は2019年7月に埼玉県内の特別養護老人ホームから都内の保育所に転職しており、勤務先の保育園の園長曰く、「本当にごくごく普通の青年。普通に先週の金曜も出勤していました。遅刻とかも一切なく、クレームやトラブルもなかった」とのことです。
また、保育園の保護者も「会話したことはまあまあありましたが普通の人でした。変な人って感じではない」と話しているとのことです。
保育士や介護士として『子供から高齢者まで楽しく生活が送れるように』とする理想を抱いていたという佐藤喜人容疑者は、周囲の目にもおとなしく礼儀正しい青年と映っており、近隣住民らが犯行とのギャップに絶句したそうです。
佐藤喜人容疑者が住む自宅アパートの住民の女性は「子供がいるので声が漏れるだろうと、『いつもうるさくしてすみません』と話しかけたら、『いえいえ』と答えてくれた。怖い印象もない。ショックです」と話したそうです。
一方で被害にあった富塚沙織さんの印象を、かつて都内の不動産会社で富塚沙織さんと同僚だったという40代女性に聞くと「いつも笑顔で、自分が主張するよりも相手に合わせる優しい人だった。悲しくて残念で仕方がない」と話していたそうです。
また、。娘が富塚さんと高校の同級生だった女性は「優しくて誰とでも仲良くなれる子。あんなにいい子がどうして…」と声を詰まらせたそうです。
ネットの反応
抵抗されたからやったというのはどういう言い訳なんだろうか?
この事件で保育士に対する不安が出てきそうだ。
鍵を掛けていない人を狙ったと言うことですので、初めてではない様な気がします。
あくまで犯人の供述であって、東京で一人暮らしの女性が夜鍵をかけないなんてことがあるかな?
こういう事件を聞くにつれセキュリティの重要さを再認識する。
そんな都合よくロープは置いてないと思うし自分で準備したんだろう。
みんな口をそろえていい人という話を聞くと、人間は複雑な生き物と感じてしまう。
どうやって身を守ればいいのだろう。
前から計画的に用意した残忍な犯行だったと思う。
犯行後も平然と保育士として仕事をしていたとか、正常な精神の持ち主ではありませんね。
私が思うこと
では、ここからは私が思うことをお話していこうと思います。
まずは、被害に遭われた富塚沙織さんにご冥福をお祈り申し上げます。
さて今回の事件は、金銭目的で女性の自宅に押し入り、殺害して死体を遺棄した保育士のお話ですが、よくもまあ、犯行を犯してからも普段通りに過ごせたものですよね。
普通仕事にだって来られる状況にないでしょうし、来たとしたってもっと動揺するでしょう。
そもそもとして人を殺しておいて、その遺体を車に乗せて東京都から栃木県まで運べるくらいの精神的余裕があるのは、それはもう普通ではないというか、もはや異常と呼べるような気がします。
それこそ、普段は好青年と呼ばれるくらいの人物がこんな事を平然とやってのけてしまうのですから、常に心のどこかに何か黒い部分があったのではないでしょうか。
それにしても、事件が発覚してから約2か月間、よく捕まらなかったですよね。
監視カメラの映像には容疑者の姿が映っていたとはいえ、それ以外の証拠がなかったために、警察も踏み出すに踏み出せなかったのでしょうね。
そこまで証拠が残らないようにするには結構な準備が必要だと思いますが、容疑者はその当時の咄嗟の行動かのように証言しています。
他にも、コメントにありましたが、現場に都合よく用意されたロープや鍵が掛かっていない部屋、金銭目的であるのに使われていないクレジットカードなど、この事件には不自然な点がいくつか存在してます。
その真相はこれから判明していくと思いますので、犯行目的などを断定するようなことは言いませんが、容疑者の証言にはどこか違和感を感じてしまうところではあります。
ただ、犯人が逮捕されたこと、また亡くなられていたことは非常に残念ではありますが、行方不明者が発見されたということについては、ひとまず良かったのかなと思います。
凶悪犯が世に出回られても怖いですし、遺骨も遺灰も残らないなんてご家族の方が報われないですから、そこは2か月間も諦めずに犯人や行方不明者を追い続けた警察の方々の必死の捜査に感謝ですね。
まとめ
さて、今回取り上げさせていただいたニュースは、
『豊島区の女性を殺して山に埋めた男性保育士が逮捕された件』についてでした。
真偽はこれからなので、「鍵が閉まっていなかった」という供述が本当かどうか分からないですが、防犯対策というのはしておいて損はないと思います。
出かける時はもちろん、部屋にいる時も玄関ドアや室内の窓などの鍵はしっかりと施錠するようにしておきましょう。
特に一人暮らしの女性なんかは是非とも気を付けていただきたいですね。
また、世の中誰が犯罪を犯すかなんて分かりません。
それこそ、今回の事件のように普段は良い人が犯罪を犯してしまう事もあります。
案外、普通の人が犯罪を犯すことが多いようにも感じます。
なので、「常に誰しもを疑ってかかれ」というわけではありませんが、「あまり人を信用しすぎてもいけない」ということだけは、肝に銘じておいていただきたいと思います。
今回のニュースはこれで終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。
それでは、さようならー
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