皆さん、おはこんばんにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2020年10月28日に起きた
『寮の女性部屋を覗き、大阪府警巡査が書類送検された件』についてです。
それでは、早速見て行きましょう。
概要説明
では、まずは事件の概要の説明からさせていただきます。
2020年10月8日午前0時ごろに、大阪市東淀川区にある大阪府警の単身寮の女性専用フロアにて、留守にしている部屋に忍び込んだり、ベランダ伝いに隣の部屋のベランダに侵入し室内を覗き見たりしたとして、2020年10月28日に大阪府警は、同じ寮の住人で大阪府警第1機動隊に所属する20代の男性巡査を住居侵入と軽犯罪法違反の疑いで書類送検しました。
忍び込まれた部屋の住人は、事件当時には留守にしていましたが、部屋は施錠されておらず、男性巡査はそこを狙って部屋に侵入した模様です。
侵入した後、特に物は盗らずにベランダへ出て、手すりなどを伝って隣室のベランダに侵入し、室内にいた女性警察官の様子を窓越しにのぞいていたそうです。
さらに部屋をのぞき見するため、少し空いていた窓を開けようとしたところ、室内にいた女性警察官に気配を気付かれ、「誰ですか!」と一喝され、驚いて侵入経路を戻る形で逃げたそうですが、通報を受け駆けつけた東淀川署員が寮内で歩いているところ見つけ、その後任意で事情聴取を行ったそうです。
男性巡査は事件当日、帰宅前に同僚ら数人と酒を飲んでおり、事件当時も酒に酔っていた状態だったようです。
大阪府警の調べによりますと、男性巡査は「寮の部屋で一人で寝ていたところ、ムラムラしてしまった」「女性警察官に怖い思いをさせてしまい心の底から反省しています。申し訳ございません」と供述しており、容疑を認めているそうです。
この事件を受け、大阪府警は2020年10月28日付けで、男性巡査を住居侵入と軽犯罪法違反の疑いで大阪地検に送致すると共に、「減給10分の1(6カ月)」の懲戒処分としましたが、同日、男性巡査はこの処分を受け、依願退職したそうです。
この事件に対し、大阪府警監察室の宮崎亘室長は「誠に遺憾。事実関係に即して厳正に処分した」とコメントしました。
ネットの反応
懲戒処分からの退職金付き依願退職は甘すぎると思う。
公権力を行使する職種での事件に対しては厳罰で対応すべきだと思う。
なぜ逮捕せずに任意で書類送検なのか。
無断住居侵入して のぞき行為は 絶対にダメです。
酒を言い訳の道具に使うな。
恥も外聞もなく巡査という立場もわきまえず、よくやれたもんだ。
容疑者の名前を公開してほしい。
芸能人だと名前が出るのに警察官だと名前は出ないのですか?
一般的な道徳心とか常識自体も欠如していると思う。
取締りをする職の人間やのに甘すぎる。
私が思うこと
では、ここからは私が思うことをお話していこうと思います。
今回の事件は、警察官が同じく警察官の部屋を覗いて逮捕されるという事件でしたが、この記事を見た時に「よくやったもんだなぁ」という気持ちと「馬鹿だなぁ」という気持ちを同時に感じましたね。
そもそもとしてこの寮自体が、逮捕された警察官も勤務する大阪府警の寮なわけで、当然、覗いた部屋も、覗くために侵入した部屋も、住人は逮捕された警察官と同じく警察官なわけですよ。
酒で酔っていた状態とは言え、それはよく分かっいた上でこのような事件を起こしているんでしょうからね、どこか肝に据わっているというか、恐れ知らずというか、「よくやったもんだぁ」と感心に近い感情が湧きました。
それと同時に、場所が場所だけにどう考えても捕まるというのに、わざわざ犯行に及んで案の定捕まるとは、非常に「馬鹿だなぁ」という呆れも湧きましたね。
それにしても、今回の事件は任意での事情聴取からの書類送検、処分についても減給からの依願退職ということで、懲戒免職での処分ではないんですね。
やはり、警察官同士だと身内特権でひいきしてもらえるものなのでしょうか。
でも、それって正しく職権乱用ですよね。
正義をもって悪人を逮捕する存在の警察が、こんな事件を起こして、更にその処分もここまで甘々なのは、正直いかがなものかと思ってしまいますね。
とは言え、警察官も1人の人間。
過ちを犯すことだってありますし、仲間内で情が湧くこともありますよね。
本当はいけないことで、責任ある行動と責任ある処分を下してほしいところではありますが、それもまた仕方のないことなのかもしれません。
まとめ
さて、今回取り上げさせていただいたニュースは、
『寮の女性部屋を覗き、大阪府警巡査が書類送検された件』についてでした。
今回被害に遭われた方も、いくら警察官とはいえ、1人の女性ですからね、心の傷とか負っていたらしっかりと直していただきたいですね。
今回犯行に及んでしまった元警察官の方も、この処分に甘んじることなく、しっかりと反省していただいて、今後のこのようなことを絶対に起こさないように人生歩んでいってほしいですね。
あとは、今回の事件の扱いや処分方法、実名報道がされないあたりを鑑みると、警察の判断ももう少しマシになってほしいと思うばかりですね。
今回のニュースはこれで終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。
それでは、さようならー。
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