皆さん、おはこんばにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2020年8月18日に起きた
『栃木県矢坂市のおしらじの滝で男性2名が飛び込み死亡した件』についてです。
それでは早速見ていきましょう。
概要説明
まずは事件の概要の説明からさせていただきます。
2020年8月18日午後5時頃、栃木県矢坂市にある観光スポット「おしらじの滝」で、「滝つぼに飛び込んだ仲間の男性2人が川から上がってこない」と110番通報がありました。
警察が捜索したところ、通報者の友人の23歳と18歳の男性が滝つぼの底に沈んでいるのが見つかり、意識不明の重体で搬送されましたが、その後に死亡が確認されたそうです。
今回死亡した男性らは男女4名で「おしらじの滝」に遊びに来ていたようで、一緒に来ていた女性は「2人は水面から30センチほどの高さから飛び込み、滝つぼから上がってこなかった」などと話しているとのことです。
なお、滝つぼの深さは約2メートルほどで、周囲は立ち入りを禁止していたようです。
その後2020年9月3日に、川遊びの指導者育成や安全教室を実施するNPO法人「川に学ぶ体験活動協議会」が今回の事件の現地調査として、滝つぼ周辺の水温を計測したり、事故の状況を再現したりしたなどを行ったところ、低い水温や滑りやすい水中環境が事故を誘発した可能性があることが分かりました。
事故当日、隣町の塩谷町では最高気温33度を記録しており、その他各地でも真夏日を記録していましたが、滝つぼに注ぐわき水の水温は最低9・8度だったようで、滝に注ぎ込む流水よりも低かったそうです。
その結果から事故当日の滝つぼの水温は10度前後だったとみられており、この低い水温が今回の事故を誘発したとみられています。
また、滝つぼ周辺は滝つぼがすり鉢状で、側面に藻類の付着があるなど滑りやすい環境だったことも判明しました。
そのため溺れると、水の上まで上がりにくい状態になってしまうとのことで、今回の事故もそのような状況だったのではないかとみられています。
「川に学ぶ体験活動協議会」の会員の方は、「温かい水は水面近く、冷たい水は下にたまる。滝つぼに飛び込み、底の冷水に突然全身がつかったことが事故につながったのではないか」、「冷水に飛び込むと筋肉が硬直し、呼吸が浅く速くなり水を飲み込みやすく、混乱して溺れたとも考えられる。流れがない分、(水中の温度が上がらず)リスクになった可能性がある」と事件の可能性を話しているそうです。
また、「2人で同時に飛び込むと、溺れた方がもう一人にしがみついて2人とも逃げられなくなる恐れがある。安全に見える場所にこそリスクが潜んでいる。どんな場所にも危険があると認識して、水遊びをしてほしい」と警鐘を鳴らしたそうです。
更にその7日後の2020年9月10日には、犠牲者を供養し、市内屈指の観光名所の安全を祈ろうと、市観光協会が主催で安全祈願祭が行われたようで、市や市商工会、警察、消防などの関係者約20人が参加したそうです。
市観光協会の会長・高柳真知子会長は、「多くの人に愛される滝を大切に守っていきたい。訪れる人たちにはルールを守って楽しんでほしい」と話していたそうです。
今回事件の起こった「おしらじの滝」は普段は水が流れておらず、雨が降ると現れる「幻の滝」と呼ばれ、数年前から話題になっており、水面が鮮やかな青に染まるため「インスタ映え」を求める人も増えていたそうです。
ネットの反応
一線を超えた行動を取ると命に関わる危険があるということ。
常識的に考えて危険な所に勝手に入ったのなら自己責任でいい。
ルールをきちんと守っていれば防げた事故。
川や海の危険性はもっと知られるべき。
夏とはいえ10℃は川と違い思っていた以上に低い。
飛び込む前に水に触れて水温を確かめないのか?
水をなめてはダメってことですね。
滑りやすい云々は関係ない、飛び込んだのが悪い。
大自然を舐めたらいけない。
こういう調査は大事。
私が思うこと
ここからは私が思うことをお話していきたいと思います。
正直、今回の事件は飛び込んだ2人が全面的に悪いと思います。
それ以上でもそれ以下でもありません。
仲間内でどんな話の流れになって、故意に飛び込んだのか、事故で飛び込むことになったのか分かりませんが、そもそもとして、立ち入り禁止の場所に入り込んだ時点で、入った人たちの責任であり、誰が悪いとか、場所の管理が甘かったとか、事故が起こりやすかったとか、そんなことはあまり関係ないと思います。
少しばかり口が悪くなりますが、本当に馬鹿者だと思います。
こんな馬鹿者のせいで、今回の事件に関わった警察や調査員が余計な仕事をすることになった、これから観光として訪れる人の気分を害してしまう可能性があると思うと、非常に腹立たしく思います。
そんなことを馬鹿者に言ったってしょうがないと思いますのでこれ以上は言いませんが、4人もいたのですから、せめて1人くらい止める人がいたってよかったのではないのかと思ってしまいます。
(まあ、類は友を呼ぶとは言いますので、無駄な考えかもしれませんが。)
正しく、観光協会の会長さんの「訪れる人たちにはルールを守って楽しんでほしい」という言葉が今回の事件にぴったりだと思います。
まとめ
さて、今回取り上げさせていただいたニュースは、
『栃木県矢坂市のおしらじの滝で男性2名が飛び込み死亡した件』についてでした。
この記事を見ている方の中にはいないとは思いますが、遊泳禁止だったり、立ち入り禁止だったりする場所には入らないようにしてくださいね。
入って遊んだりしたら、下手すると今回のように死亡事故につながりますから。
また、プールとか海とかでもそうですが、急に冷たい水には入らずに、必ず準備運動をしてから入りましょう。
今回の調査員さんの言葉にもあった通りのことが、皆さんの身にも起こりかねないですからね。
何にしても、自分は大丈夫という油断が命取りになりますから、油断せずにルールを守って楽しんで遊びましょう。
今回のニュースはこれで終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。
それでは、さようならー。
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