• 時雨ブログ

ようこそ、雨宿りのひとときへ! ゆっくりしていってね!          

小さな一歩や変化でも行動することが何より重要~職業訓練校に通って~

ブログ

皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、随分と久しぶりの更新となる時雨ブログ。

前回のブログ投稿から二年以上もの期間が空いていた事には私も正直驚いております。

本投稿を楽しみにされていた方がいらっしゃるかは定かではありませんが、もし仮にそのような方がいらっしゃたのなら御礼と謝罪があって然るべきであり、それが筋というものだと思います。

その点では「待っていて下さりありがとうございます」という言葉とともに、「お待たせしまして誠に申し訳ございませんでした」という言葉を添えさせていただければと思います。

 

とは言え、度々本ホームページを覗いてくださっている方、或いは私のXの投稿をご覧いただいている方ならご存じ、お気づきかと思いますが、実は本ホームページのリニューアル、及びそれに伴う記事の更新を本ブログ休止期間中にも行っておりました。

その中でも大々的なものとすれば、コンテンツページを二つ追加するとともに、一つ削除した事が挙がるかと思います。

 

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、本ブログ休止期間中、私はオリジナル楽曲の制作活動を主に行っておりました。

それに伴ってインスト音源のダウンロードやコードの閲覧、さらには制作秘話を覗くことの出来る『しぐミュ』を新設させていただきました。

また、以前より「Instagramの写真をホームページにも纏めたい」という構想が私の中で存在していたのですが、この度その案を採用させていただき、『しぐフォト』というページとして未公開写真も見ることが出来るフォトギャラリーを新設する事といたしました。

 

そうして上記二つのページをホームページ内に追加する最中、その陰で本ブログとともに投稿してまいりました『時雨ニュース』を削除する運びとさせていただきました。

削除理由は配信等で以前からお話ししていました通り、本来構想していた使用方法や投稿内容と現在の『時雨ニュース』の在り方とで齟齬が発生してしまったため、一度リセットするという意味合いも兼ねて、区切りとして削除する事といたしました。

以前より『時雨ニュース』をご愛読して下さっていた方におかれましては、私の身勝手な都合による突然の閉鎖となってしまい誠に申し訳ございませんが、何卒私の意向を組んでご理解いただくとともに、是非今後とも本ホームページに足をお運びいただければ…などと厚かましくもお願い申し上げる次第でございます。

 

…と以上の通り、恐らく皆さんがよく目にする事になるであろう本ホームページ上での大きな修正項目をご説明させていただきましたが、無論他にも細々とした変更点が各ページに存在しております。

何処ぞやの「隠れ〇ッキー」や「〇ォ―リを探せ」のようなお遊びを皆さんへ提供しているつもりは毛頭ございませんが、以前との相違点を探し、そのコンテンツを更に楽しんでいただく事も私としては本望でございますので、是非今回追加したコンテンツページだけではなく、他既存ページも再度ご覧いただければ幸いです。

 

さて、本ブログ休止期間中、本ホームページ上においても様々な変更を施した私ですが、万物流転、諸行無常などの言葉がある通り、二年間もの歳月の中で私の私生活にも様々な変化があったことは大方見当がつくでしょう。

勿論、先ほど少し述べさせていただいた通りに、活動の主軸が音楽制作になっていた事など、皆さんにお届けしている活動内容にも変化があったわけですが、そうした私の活動からもう少し踏み込み、プライベートでの変化もあったことを今一度お話しさせていただきたいと思います。

 

覚えていらっしゃる方がいるかも定かではございませんが、前回ブログにて「退職して無職、所謂”ニート”になる」という旨までは匂わせていたかと思います。

実際、今の私の現状を一言で言い表すのであれば、まさしく”無職”という言葉が当てはまるものではございますので、前回ブログで申し上げたことは今こうして現実のものとなったわけです。

 

とは言え、そうした現状に胡坐をかき、手を拱いていられないのが、良くも悪くも私の性格というものであります。

と言うのも、実は私(私のYouTube配信では度々お話しさせていただいている事ではあるので、“実は”などと銘打ってまでお話しするような事でもない気もしますが…)、現在職業訓練校に通わせていただいているところなのです。

 

なぜ、”職業訓練校”という選択に至ったのか。

その理由を一から説明するのは少々骨が折れますし、何よりお読みいただいている皆さんが大変になってしまうと思いますので、ここに全て書き記すことはいたしませんが、粗方の道筋が伝わる程度にはお話し出来たらと思っております。

その上で、私が現在の職業訓練校に通っている理由を強いて一言で言い表すならば、『人を感動させたかったから』というのが一番近い回答かと思います。

 

私が職業訓練校の選択を視野に入れたのは、『しぐミュ』内の記事「終末旅行は鈍行列車で。」でも綴った一騒動の直ぐ後、9月初旬の事でした。

楽曲「終末旅行は鈍行列車で。」でもよく表れているように、件の騒動で気持ちが吹っ切れていたのか、或いは逆に死に損なった事に対して焦りがあったのか、当時の心境は「兎にも角にも現状を変える」という一点のみに集中しておりました。

なので、正直かつ投げやりな事を言ってしまえば、どのような職業訓練校でも良かったですし、もっと言えば、現状を変えるキッカケさえ掴むことが出来るのであれば、どのような形であっても良かったと言えます。

 

しかし、目指す目標が同じであれば、その通過点において最善になるよう道を選択するのが道理というものでしょう。

なるべく貯えを費やさず、心機一転、“新たな土地で新たな事をする”という事を“現状の変化”における最上位項目に置いていた私にとって、職業訓練校という選択肢はそれらを叶えるキッカケとなる最善のツールだったのです。

なにせ偶然情報として得た“職業訓練校”という選択肢は、生活費、交通費をいただきながら新たな事を学ぶことができ、更には住所を移す口実にもなるわけですから。

 

そうして行動を開始した私は先ほどの通り闇雲に、ある程度の知識と興味があるWEB関連のコースを中心に受講を希望していました。

“職業訓練”という言葉の軽さから「然程選考に難を要するものではない」…などと高を括っておりましたが、WEB関連のコースを希望した事で必然的に東京都の職業訓練校へ応募する事になったのが原因か、予想していたよりも遥かに倍率が高く、選考を通過することはありませんでした。

 

とは言え、負け惜しみに聞こえる事を承知の上で言えば、結果論ではありますが、今では「受からなくて良かった」とも思っております。

と言うのも、WEB関連の訓練校を何件か応募して過ぎ去った数カ月の間、私は「この先何をして何を叶えたいのか」などという私の人生について今一度問い直していました。

 

そうした中で得た気付きが一つありました。

それは『人に感動を与えたい』というものでした。

気付きを得たキッカケは本当に些細なもので、いつもの如くYouTubeを眺めていた最中に偶然にして見つけた一つのCMが起因となったのです。

 

そのCMというのが2016年に放映されていたUSJのクリスマスショー「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」のCM。

時間にすればたった30秒程度。

しかし、その“たった”と評される時間に反して、私の頬には大粒の涙が伝い溢れていたのです。

 

映像と音楽のバランスが取れた美しさもさることながら、保護者にターゲットを絞ったマーケティング戦略によるストーリー性、それに伴った儚くも美しいコピーライティングなど、動画を構成する全ての要素が黄金比的に絡み合ったCMは、素人目から見ても“天才的“と評せざるを得ない程の出来栄えです。

更に言えば、そのクォリティをたった数十秒という極僅かな時間で構築し、胸が締め付けられる程の感動にまで昇華させた事自体にも私はひどく感銘を受けていました。

本当に素晴らしいCMですので、是非皆さんもご覧いただければ幸いです。

 

 

そんなCMに私は私自身の過去をふと顧みていました。

いつぞや私は、芸能人や有名配信者などのように”私”という存在そのものがコンテンツ化され、或いは画家や音楽家などのように私自身がコンテンツを生み出し、それ自体で人を感動させることが出来る“第一人者”“生産者”になりたい…などと思っていたことがありました。

それは正しく上記CMのようなコンテンツを作り上げる事でもあり、そうしたいつの間にか忘れかけていた志のような感情をCMを見た事で再び呼び起こし、思い出させたのです。

 

とは言え、冷静に現状を鑑みれば、私自身にそのような力が備わっていないことは一目瞭然で、夢物語も甚だしいと言わざるを得ません。

そうした中で私に唯一出来る“人に感動を与えられること”といえば、こうして『言葉や様々な媒体を用いてモノの良さや魅力を誰かに伝えること』なのではないかと思い至りました。

 

事実ベースの自惚れのようにはなるかと思いますが、本ブログにしても、配信にしても、動画にしても…、その構成力とそれらを言語化、具現化する語彙とスキルが私にある程度備わっている事は、本ブログをご覧いただいている皆さんもご存じかと思います。

また、これは一つの事実として、何時間でも一人喋りが出来るだけのトーク力と胆力が私にはあるわけです。

そうした事を考えれば、私には間違いなく“誰かに伝える”という行為に適した能力が備わっているはずなのです。

 

しかし、現状にも表れている通り、私にはマーケティング戦略やプロモーション、企画などの人を惹き付ける力が圧倒的かつ決定的に欠落しています。

“伝えること”自体が出来たとて、傍聴者が存在していなければ無意味と言わざるを得ません。

更に言えば、傍聴者がいたとて、打算的で面白みのない伝え方をしても“人を感動させること”は出来ません。

 

私の「この先何をして何を叶えたいのか」という問いに対する答え。

『言葉や様々な媒体を用いて誰かにモノの良さや魅力を伝え、感動を与えたい』

この回答を具現化、現実化するには、私には不足しているものが多かったのです。

 

だからこそ、私はそんな私に不足している知識、能力を補うことが出来る職業訓練校を選ぶこととしました。

すると、これまで闇雲に応募し、選考落ちしていた職業訓練校のコースから一変、上記のCMを見た事で得た気付きを胸に明確な意思を以て応募したのが功を奏したのか、選考落ちすることもなく、現在修学中の職業訓練校へ入校することとなったのです。

 

さて、ここまで長々と現在の私が職業訓練校に通っている理由をお伝えしてきましたが、一方で世の中では「職業訓練校は意味がなく、お金を貰いにいく場所」という認識がある事も理解しております。

寧ろ、そうした認識を持った上で職業訓練校へ足を踏み入れた私としては、そうした意見や認識に対して概ね賛成しますし、強ち間違いではないと思っております。

 

どのような職種においても、“プロ”と呼ばれる人たちの中に混ざる事を考えれば、数か月~数年程度で得た知識や技術などは無力と言わざるを得ないでしょう。

そうした知識や技術は一朝一夕という訳にはいかず、現場で何年も磨き続け、やっとの思いでモノにしていくものなのです。

そうした事を考えれば、職業訓練校に通うことなく、職業訓練校で過ごす数か月~数年間分早く最初からプロの現場に足を踏み入れるべきだと言えます。

 

しかし、ここで重要なのは“半歩でも前に進んだ”という事実です。

 

勿論、知識や技術を習得するという目的も大事であり、私自身もマーケティングやプロモーション、企画立案の基礎的知識を実習に基づく形で修学出来ている事は非常にありがたく思っております。

その一方で、大方予想の付くAdobeなどのソフトについての授業は、そのあまりに基本的過ぎる授業の内容から、確実に業務上ではあまり参考にはならないと確信付きました。

その事を踏まえて考えると、今現在時点で有難がっている知識や技能も、実際の現場に直面してみれば業務上何ら役に立つものではないのかもしれません。

 

とは言え、その現場に直面するまでの間は「そうした知識や技能を習得している」という多少の自信が付くものです。

仮に習得した内容に自信が持てなかったとしても、「自分の目指す方角へ少しでも前へ踏み出せた」という事実は確実に自信へと繋がります。

そうした自信が次の半歩、或いは躍進して一歩進むキッカケとなり、更に次の一歩を踏み出すキッカケへと繋がっていくのです。

 

半歩から一歩、一歩から二歩、二歩から五歩、五歩から十歩、十歩から百歩…

そのような積み重ねが最終的な自分自身の理想像へと近づけるわけですが、そこには先のような自信が必要不可欠です。

そうした自信を付ける最初の足がかりとして使用するツールにおいて、“職業訓練校への入校”という選択をすることは正しく有効な手段となるというわけです。

 

事実、先ほどの通り、私も「職業訓練校で習得する内容自体にはあまり意味がない」という腹積もりで入校し、現在も「役立つことに越したことはないが役に立たなくても仕方がない」などとある程度割り切った考え方をしつつ修学しています。

そんな私が“職業訓練校”に最も期待していたのは、やはり私の理想を実現する為の「足がかり」と「生活基盤の安定」であって、習得する内容については大方の重点を置きつつも二の次、三の次程度の期待感でしかありません。

そして、その期待は現実のものとなり、今ではこれまで動き出せずにいた就職活動へ足を踏み出すことができ、ギリギリではありますが、都心部への通勤が出来る範囲の中である程度まともな生活が出来ています。

つまり、概ね期待通りの結果が出ているということです。

 

無論、世の中では目に見える結果が最も重視されるが故に、私たちはどのような事を成し遂げることが出来るのか、どのような事を学ぶことが出来るのか…などを絶対的価値として見出してしまいます。

しかし、そうした絶対的価値もその価値を手に入れようと手を伸ばし、歩みを進めようとしなければ、その頂へと届くことは絶対にありません。

だからこそ、たとえ半歩という小さな歩幅で少しでも前進した事により現状を変化させることが出来たのならば、その変化がどれだけ小さく、目に見えないものであっても、その事実には間違いなく何よりも重要な価値があると言えるのです。

 

とは言え、こうして申し上げても、自己肯定、自己暗示の一環と捉えられるかも分かりません。

しかしながら、以前私のYouTube配信内でお伝えした通り、意味がないからと何もせずに手を拱いて数か月を不意にするくらいならば、たとえ意味がないとしても、不意にするはずだった数か月の中で変化を求めて少しでも前進していた方が余程良い…とやはり私は思うのです。

それは先ほどの話からもご理解いただける事かと思います。

 

それ故に、私は皆さんに伝えたいのです。

『意味がないからと投げ出さず、まずは行動してみましょう』と。

 

そして、それは今現在の私へのエールでもあります。

と言うのも、現在修学している職業訓練校も9月末で修了を迎えることとなるのです。

つまり、「残す一カ月の中で私は再び環境を変化させていかなくてはならない」ということです。

 

勿論、上手くいく保証など何処にもありませんから、怖くないと言えば嘘になります。

しかし、やはり手を拱いていても仕方がない事は確かであり、根拠などなくとも自分を信じて行動する他ありません。

そうした根拠なき自信を得るためには、「小さな変化を起こす為の小さな歩みであっても、その行動したという事実こそに重要な価値がある」というある種の自己暗示が必要だと思うのです。

だからこそ、今回私は「変化する為の行動の大切さ」という題材で二年ぶりに筆を取らせていただきました。

 

これから進もうとする道に関して、私はその道筋から状態に至る何もかも、私自身で予想の一つも立てられておりません。

下手をすると路頭に迷う結果となる可能性もある程です。

それでも私は少しでも現状を変えられるよう、根拠のない自信を持って最期まで行動し続けたいと思っております。

それが最終的には私の理想に繋がるものと信じて。

 

だから…と言うと烏滸がましいばかりですが、皆さんも行動あるのみで頑張ってみましょう。

勿論、頑張り過ぎは厳禁ですので、ある程度肩の力を抜くことも重要ですけどね。

私もそのような調子で頑張っていきたいと思っております。

 

それでは。


さて、今回はここで終わらせていただきます。

今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。

それでは、皆さんまたお会いしましょう。

さようならー。

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