皆さん、おはこんばんにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2021年9月24日に起きた
『成田空港の滑走路にカメが侵入し一時立ち往生した件』についてです。
それでは、早速見ていきましょう。
概要説明
まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。
2021年9月24日午前11時30分過ぎごろ、千葉県にある成田空港のA滑走路が一時閉鎖され、一部の便の発着に遅れが生じる事態となりました。
成田空港などによりますと、2021年9月24日午前11時半過ぎごろ、成田空港のA滑走路内に「亀が歩いている」と離陸する旅客機の操縦士から管制官に通報があったようです。
その間、機内では「ただいま出発する滑走路にカメが侵入したとの連絡を受けたため、いったん停止いたします」「ただいま小さなカメを探して捕まえているそうでございます」 などのアナウンスが流れていたそうです。
その後、A滑走路を12分間ほど閉鎖して点検したところ、成田空港の従業員が野生のカメ1匹を発見、滑走路上で捕獲しました。
滑走路で捕獲されたカメは体長およそ30センチ、重さおよそ2キロだったそうで、爬虫類の専門家の方によりますと、通称「ミドリガメ」と呼ばれる外来種のミシシッピアカミミガメというカメだとのことです。
成田空港によりますと、成田空港内には猫などの動物が入り込むことがあるほか、少し離れた場所に調整池があるためカメも度々目撃されるそうですが、実際にカメが滑走路まで出てきて捕獲されるのは珍しいということです。
今回カメを捕獲できなかった場合について、現役のパイロットの方に話を聞くと「滑走路上のエンジンの近くにカメがいた場合、カメがエンジンに吸い込まれ、エンジン内で硬い甲羅がエンジンのブレードなどを破壊し発火、最悪、爆発する可能性がある」とのことでした。
なお、発着の遅れを余儀なくされた機体の中には、“カメ”をモチーフにした世界最大の総2階建て旅客機・エアバスA380「フライングホヌ」の姿がありました。
こちらの機体は本来の就航先であるハワイにちなんで、同地で神聖な生き物とされる「ウミガメ」を機体全体にデザインし、名前も「空飛ぶウミガメ」という意味の特別塗装機で、今回は特別チャーター便として成田空港から那覇空港に向けて初飛来する予定でした。
結果として、今回の事態によって38分遅れる形で那覇空港へ到着することになったようです。
ただ機内の様子については、乗員や乗客からは「お見送り」として楽しむ声が聞かれたということで、「お客様もクルーも非常になごやかな雰囲気で出発することができました」とのことです。
今回の事態にSNS上では「これは運命なのでは」「カメがカメを止めた!」「ネタかと思ったら……」などと大きく盛りあがりを見せました。
このアクシデントを踏まえ、このA380を運航するANAは「ハワイではウミガメは幸運を運ぶ遣いとされており、今回の亀による”お見送り”も明るい未来への兆しになることを期待しています」とコメントをしています。
今回捕獲されたカメについては、個体の詳細を調べた後、池に戻される予定とのことです。
ネットの反応
ウミガメの機体に乗ってる客からしたら、「滑走路にカメが侵入」っていうアナウンス自体がちょっとした演出かと思うだろうね。
小さなカメを見つけるパイロットの視力が凄い。
滑走路に落ちていたボルト一本で離陸中の飛行機が爆発炎上した事故もありましたし、滑走路の管理は大変ですね。
このフライトに乗っていましたが、機内ではアナウンスの後に笑いの渦が渦巻いておりました。
怒るに怒れない遅延理由ですね。
離陸時はかなりのスピードが出ているのに良く見つけたな。
カメも飛行機も大事に至らずで良かったです。
田舎とかで道路を走ってると道路に亀がよくいますよね。
私が思うこと
では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。
今回のニュースは、カメが滑走路内に侵入して飛行機が遅延した、というものでしたが、少しクスっと笑えるような、そんなほっこりする話でしたね。
私もこの日の前日、旅行で羽田空港から飛行機で和歌山まで行きましたが、「私が乗る便じゃなくて良かったなぁ」と安堵する気持ちとともに、「少しそう言った変わった話があっても良かったのかなぁ」「少し立ち会ってみたかったなぁ」という残念(?)な気持ちになりました。
きっと居合わせていたら、終始穏やかな空気だったのでしょうね。
とは言え、空港側や急いでいる人からしてみたら、結構迷惑な話だったのかもしれません。
記事にもありましたが、このまま捕獲されずに離陸していたら、最悪の場合、爆発事故を引き起こす危険性があったわけですから、やはりそれなりの大事件でしたよね。
そんな事故を未然に防いだのが”離陸したパイロットさん”と言うのですから、これまた驚きです。
加速中の飛行機って相当速いと思うのですが、そんな中で体長わずか30センチのカメを見つけられるとは、視力そのものも良いですし、動体視力も尋常じゃないほど良いですよね。
改めて「パイロットの方は本当に凄いのだなぁ」と感心します。
それにしてもカメは何で出てきてしまったのでしょうね。
それもたまたま離陸前だった「空飛ぶウミガメ」という名を持った飛行機の前に。
やはり同じカメ同士、何かの力で吸い寄せられたとでも言うのでしょうか。
なかなかに奇跡的な瞬間だと思います。
まあ、何はともあれ、乗客や飛行機、カメそれぞれが無事で何よりでした。
まとめ
さて、今回取り上げさせていただいたニュースは
『成田空港の滑走路にカメが侵入し一時立ち往生した件』についてでした。
今となっては川や海に放流され、社会問題ともなっているミドリガメ。
そんなカメも、ハワイでは「幸運の使い」とされているということで、今回カメが現れたのも何かのお告げだったのかもしれませんね。
もちろん不法放流は許されたことではありませんが、皆さんもカメを見かけた時は優しくしてあげてください。
今回のニュースはこれで終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。
それでは、さようならー
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