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ようこそ、雨宿りのひとときへ! ゆっくりしていってね!          

実話か作り話かなんてどうでもいい

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皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回で第31回目の時雨ブログ。

今回の話題は「お話」についてです。

 

突然ですが、皆さんは話をしたり、見たり、聞いたりしますでしょうか。

きっと、ほとんどの人が友人や仕事仲間と談笑したり、ドラマや映画、アニメを観たり、聞いたりしていると思います。

 

かく言う私も、友人が数少ないながらも談笑する機会がありますし、映画やアニメ鑑賞もよくします。

なんなら、こうしてブログ活動やYouTube活動をしていたりするので、お話をする機会というのは人より少し多いのかもしれません。

 

そんな話の中で、「これ絶対嘘だろ」「話を盛っているだろ」と疑ってしまうような話をしたことがある、あるいは見たこと、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

例えば、よくある話で言えば、「俺の友達の兄がヤクザ」とか「万引きしたことある」とかの友達の自慢話(?)なんか大抵嘘だったりしますし、ミステリー系や心霊系の番組とか健康サプリなどの広告とかなんかもどこか嘘くさいですよね。

 

私はですね、実は怖いもの好きで、心霊写真や動画、怪談、都市伝説などをよく見たりします。

好きとは言っても、怖いもの見たさというか興味本位というかで見ちゃうだけで、その実もの凄く怖がりだったりします(苦笑

まあ、どっちでもいい話しなのですが……。

 

それで、つい先日も都市伝説系の話を2ch、今で言うところの5chの過去スレのまとめを見ていました。

見ていた話は、例えば「きさらぎ駅」とか「八尺様」とか結構有名な話ばかりで、私も好きで何度も読んだことがあるものでした。

有名な話だけあって面白いは面白いのですが、やはり少し飽きというのは回ってくるものです。

唐突に「今まで見たことのない話が読みたい」と思い始めました。

 

そうしていろいろと漁っていたところ、やっと面白い話を見つけました。

内容は至ってシンプルで、簡単に言うなら「僧侶が体験した奇怪な話」みたいなものでした。

文章の書き方や話の展開の仕方など読み物として非常に読みやすい印象を受けました。

特に、話の終わらせ方としてリドル・ストーリー構成になっており、最後までミステリアスな印象を保っていました。

何よりちゃんと怖くて面白いお話です。

 

久しぶりにこんな面白い話を見つけ、読むことができたことを、私は非常に満足していました。

 

満足した私は、コメントタイムと化したスレ最後を見ていました。

基本的にはその後の考察や面白かったなど、私と同じように話に満足した方が多い印象でした。

しかし、今回の話が出来過ぎた話であったが故に、中には「どうせ嘘だろ」と言った批判的なレスも見受けられました。

 

「きさらぎ駅」や「八尺様」なんかは何度も読み返していたため、あまり気にしていなかったのですが、いざこうしてまじまじと見ると、少し嫌悪感というか、どこかモヤっとした気持ちが浮かんできました。

 

別に私も全面的に信じていたというわけではありません。

心霊写真も動画もこういったお話も、基本的には作り話であることを前提に見ています。

なんなら実話が元の作品と言われても、作り話を疑っています。

だから今回のお話も「よく話が練られていて面白い話だな」と思っていたくらいです。

 

嫌悪感のような感情を抱いたのは、満足していた作品にケチをつけられたから、というような理由でもありません。

人によって賛否両論あって当然で、それをコメントとして書いたって、そのコメントを見た側はスルーすればいいだけの話ですので、節度をしっかりと守っていれば何ら問題ないと思っています。

 

では、私の抱いたこの気持ちは一体何だったのでしょうか。

答えは多分「呆れ」なんだと思います。

 

確かに、実際に起こった心霊現象も中にはあって、それらを全て「嘘だ」と一方的に決めつけて、突きつけるのは違うと思います。

しかし、言ってしまえば、こういう話は大抵嘘八百だと思っています。

 

何もミステリー系、心霊系のお話だけではありません。

この世に存在するあらゆるドラマ、映画、アニメ、小説、漫画なんかはもちろん、先述したような実話ものの作品や怪しげな広告、ネット上の話、友人の話さえ、嘘か本当かも分からない、根も葉もないような話ばかりです。

 

その中には嘘も混じっていれば、誇張された事実も混じっている、あるいは、それ全てが事実であるかもしれません。

お話として聞いている私たちは、それを体験したわけでもありませんから、当然、それが事実かどうかは判断しようがありません。

そんな話に「嘘なんだろ?」と疑問を投げたところで何の解決にもなりはしないのです。

 

だから、大抵の人たちは話半分であるか、丸っきり信じてしまうか、あるいは、その話がフィクション、つまり嘘であると認めているか、のどれかでお話を聞いています。

 

その結果として、そのお話が面白ければ結果オーライ、それでいいのだと思います。

 

当然、嘘も誇張も入ってはいけない場面もあります。

例えば、商品の広告とかですね。

ここで嘘や誇張が混じってしまえば、れっきとした詐欺として成り立ちます。

結果として、多くの人が被害を被ることになりますから、嘘や誇張を混ぜることで事実を曲げて話をするのはいけないと思います。

 

しかし、今回のような怪談話やドラマ、映画、アニメ、友人の話など、誰に迷惑をかけるでもない話に嘘や誇張を混ぜても全く問題ないと思います。

逆に、事実だけ淡々とお話されても、お話として何ら面白くない話にしかならないと思います。

いくら実話を元にしたとはいえ、実話だけで話を盛り上げるのは限度があると思いますし、そこに嘘や誇張を入れたとしても、誰が被害を被るわけでもありません。

先ほども言いましたが、結果として、面白くなればそれでいいのではないでしょうか。

 

むしろ、本当の答えなんて誰にも分からないのにも関わらず、そこに話の真偽を問う方がナンセンスなのだと思います。

 

だから、今回の件で後々思ったのは「浪漫がない人だな」というものでした。

 

 

……とは言っても、「むやみやたらに嘘や誇張を混ぜていい」と言っているわけではないので、そこはご了承くださいね。

「純粋にお話として面白ければ、その先のことなんてどうでもいいではないか」という話なので。

私もそこまで嘘が得意な方ではないので、基本的に嘘はつきませんし。

皆さんも嘘はほどほどにしてくださいね?


さて、今回はここで終わらせていただきます。

今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。

それでは、皆さんまたお会いしましょう。

さようならー。

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