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今後どうなるホロライブ……⁉

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さて、ここまで事件の経緯、事前リサーチの大切さとそれを怠ったホロライブ、ホロライブ内の責任の所在とその割合、というように例え話を交えつつ長いこと話を進めてまいりました。

 

ここからは、完全私の主観で話をさせていただきますのでご了承ください。

(……とはいえ今までも結構主観で話していましたけどね。)

 

今回このような騒動になってしまったホロライブの事業元会社・カバー株式会社ですが、その社長について、私は思うことがあります。

 

私個人として、社長、経営者には2つの資質が必要だと考えています。

 

 

 

この上記2つです。

 

2つ目の運に関して言えば、例えば、天候や気温、天災、次流行るものなど、どう予測しようと当たる時は当たるし、外れる時は外れますから、こればかりは運としか言いようがないので、運と記載しました。

しかし、この運が非常に重要で、例えば、もともとヘルメットを売っていた会社が倒産しかけていた時にたまたま地震が起きて、防災意識に目覚めた人々によって一気に注文が殺到し、売り上げがすごく伸びたなんてこともありますし、なんなら運だけで勝ち残ったような会社もいっぱいありますから、非常に運が重要になってくるのです。

 

そして、今回お話したいのは1つ目の能力に関してです。

能力とひとえに言っても様々な能力があると思います。

その中でも私は5つの能力が必要だと思います。

 

要するに経営ってことですね。

初めにお金は持っていなくてもいいと思いますが、会社を経営をする際にはどうしてもお金は必要になってくるでしょう。

その際にどこにお金をいくら回すべきか、いくら儲けるつもりで商品をいくらでいくつ仕入れるか、いくらでいくつ売るのかなどそういう初歩的なことから、何かあった時のお金の処理などの緊急時の対応など、しっかりとお金の管理できるべきだと思います。

経理担当がいるとは言え、結局それを操作、操るのは社長、経営者本人ですから、本人が見極められなくてはならないと思います。

 

この能力は非常に需要で、会社を運営していくためには必要不可欠です。

この能力がなければ、株式会社なら株式を得られないで終わりますし、有限会社ならお金がなかった時にお金が借りられないし、部下を操ることも困難になります。

逆に信頼度がすごく高いと、全てがうまく回るようになります。

それは先に例に出した株式だってそうですし、金融会社からの貸し出しだってそうですし、部下を思うように動かせたりします。

 

観察能力があれば、例えば人の動向やお金の動向などをしっかりと見極めることができるため、今後の運営方針などを決めることがスムーズになります。

また、流行りなどにも敏感になることができるため、新規事業の立ち上げなどにも役立ちます。

 

3つ目の観察力があっても、そこから何かしらのアイデアが浮かばなければ意味がありません。

そもそもとして、会社や新規事業を立ち上げる上で必要になってくるのは、当然斬新なアイデアです。

この能力がなければ、他の企業に出し抜かれて、経営が安定しなくなります。

 

これがなければ、上記4つがあっても何も成り立ちません。

何事も行動しなければ始まらないと言いますが、本当にその通りで、どれだけお金の管理能力があっても、どれだけ信頼されていても、どれだけ優れた観察力・アイデアをを持っていても、行動を起こさなければ会社は立ち上がらないですし、立ち上げても結局は倒産に追い込まれます。

 

このような5つの能力と運が社長、経営者としての資質だと思っていますが、私はそれらを駆使した上で重要なポイントがあると思います。

 

それは、「思い立ったらすぐ行動すること」「立ち止まってよく考えて行動すること」バランスをしっかりととれることです。

 

この2つは言葉の通り対立する存在です。

しかし、社長として、経営者としてこの2つがバランスよくできている必要があると思います。

 

例えば、もの凄いいいアイデアなのに、すぐ行動せずにもたもたして、結局他の企業にアイデアを取られてしまっては元も子もないです。

逆に、撤退するべきか、責めるべきかの瀬戸際に簡単に結論を出して判断ミスを誘発してもよくありません。

 

だから、「思い立ったらすぐ行動」と「立ち止まってよく考えて行動する」という矛盾した行動のバランスが大事になってくるのです。

 

ただよく勘違いされますが、「立ち止まってよく考えて行動する」というのは、単純に判断を遅くするという意味ではないです。

今回のような騒動があった際に、じっくり考えすぎて判断が遅れ、更に悪化する事態になってもしょうがないですからね。

あくまで、立ち止まって考える時間はできる限り短くとることを前提として考えます。

早めの判断、それも経営者としての資質の1つでしょう。

 

しかし、今回の騒動を見ていると、カバー株式会社の社長はどうもそのバランスが取れていないように見えます。

具体的に言えば、VTuberという新たな事業に目を向けて行動するなど、思いついたことをすぐ行動に移すことができる人だとは思いますが、今回のような騒動、あるいは以前から度々起こる炎上事件を見ていると、そこで一度立ち止まって原因などの究明をすることなく、問題をなあなあにしたまま事業を進めているように感じ、立ち止まって考えることができない人なのだと感じました。

 

つまり、カバー株式会社の社長は、思いついたらすぐ行動に移せますが、立ち止まって考えることはできない人だと思います。

 

確かに、思いついたらすぐ行動というのは非常に大事なことですが、それはあくまで立ち止まって考えられるからこそではないかと思います。

そいうことを考えると、このVTuberの事業を執り行うには少しばかり資質が足りなかったのではないかと思います。

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