先の見解を見て分かる通り、悪いのはライバーも運営側もどちらも同じです。
なので、ライバーの謹慎処分というのは頷けます。
当然、悪いことをした以外の理由として、ライバーの身の安全を保つため、これ以上の炎上を避けるためなどあるかと思います。
しかし、ライバーの謹慎処分は良くないのではないのかという意見を度々見かけます。
先の見解でも述べた通り、この件に関して言えば、しっかり学んでこなかったライバーの責任でもありますし、身の安全や再炎上の危険を考えたら謹慎処分で良かったと思います。
しかし、100%ライバーの責任なのかと言われればそれは違います。
会社とライバーの関係性を監督とプレイヤーと例えた通り、責任の比重は会社の方が大きいと思います。
割合的に言えば、6割~6割5分ほど会社の責任で、残りの4割~3割5分ほどがライバーの責任だと思います。
それは、プレイヤー自身が考えるべきところであったとしても、プレイヤーがその事案に気づいていない、分かっていないことであったのだとしたら、指導者である監督が教えてあげなければならない立場だから、つまりは最高責任者がプレイヤーを操る権限があり、プレイヤーを指導する立場である監督だからです。
今回の件に話を戻すと、当然、配信中に実際に喋るのはライバー本人であるから、ライバー本人がしっかりとリスナーのニーズを学んで、タブーに触れないように考慮しつつ、自ら考えて配信するという義務がありますが、もし、そういった義務があることを知らない、分かっていないのであれば、ライバーを操る、指導する権限、責任がある運営側のカバー株式会社が、そういった義務があること、あるいは、義務の内容であるニーズやタブーについて直接教える必要がありました。
その為には、カバー株式会社は当然、各国のニーズ、タブーを理解してなければなりません。
そもそもとして、各国の進出はカバー株式会社自身が決めたことなわけですから、言い出しっぺが先頭を切って自ら学ぶというのは当たり前ですがね。
まあ要は、ライバー本人が知らない、分かっていないのは、最終的に運営側であるカバー株式会社がいけないのではないかという話です。
しかし、先も言った通り、ライバー自身も自ら学んで、知っておかなければならない話なわけですから、全てが全て運営側の責任とも言えないのです。
だからこそ、6割~6割5分はカバー株式会社、4割~3割5分はライバーの責任なのではないかと思うのです。
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