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岩手県、雨の中の1人旅-1日目-

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皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

今回は旅行に行ってきましたよって話をしていこうかと思います。

2泊3日の旅行だったので、回数を分けて紹介していきます。

今回は、その1日目の紹介です!

それではどうぞ!

 

 

プロローグ

まずは、旅の始まりをプロローグということで紹介していきます。

 

さて、この私、9月25日~9月27日の期間、2泊3日で1人旅に行ってまいりました!

旅先は……そう、岩手県です!

 

なぜ岩手県かと言いますと、今年は例の病気もありますからね、公共交通機関は使わずに車で行ける範囲で気になっている場所ということで、いつぞやに見た平泉の写真の雰囲気が良かったことで興味のあった岩手県にしました。

 

ただ生憎、雨、曇り、雨と天候には恵まれませんでした。

9月25日というと、台風が関東に上陸するという最悪な日で、その周辺の地域は雨確定……(泣

東北の方も雨が確定していて、正直行くのをやめようかと旅行当日の2日前から考えていたんです。

しかし、前日の夜11時、ふと「いや、行こう!」と思い立ちました。

『思い立ったが吉日』とも言いますし、『旅にはハプニングがつきもの』とも言いますので、「大丈夫、雨は降らない!雨が降ったら降ったで思い出になる!」と開き直り、旅行の準備を始めました。

 

実は、私は旅行の計画が明確に決まった時に、宿泊先の予約を取るようにしていて、まだ迷い中だったこともあって、当然今回の宿泊先も予約をしてなかったんです。

一応事前に、ここがいいな、くらいの目星はつけてたので、ある程度早く予約先を決めることはできましたが、それでも思い立ってから約1時間を要し、日付が変わって時刻は12時過ぎ。

そこから荷物の整理をして、足りないものを買いにコンビニへ。

特に詳しい予定も立ててなかったので、とりあえず1日目の予定だけ立てていると、就寝する頃にはもう3時になっていました。

自宅を出る時間は6時を予定。

つまり、睡眠時間は約3時間弱というなんとも過酷な状況を極めていました。

 

そして、迎えた旅行1日目の朝。

出発地点、茨城県では台風の影響か、当然のごとく雨が降っていました。

しかし、宿泊先も予約して、夜遅くまで準備していた荷物、予定、心があったため、旅行に行く意思は決して曲げず、「雨は降っていて当然!」という心持で家を出ました。

 

車で行ける範囲とは言っても、高速道路を使っても片道約5時間の道のりですからね。

更に、雨ということで視界もあまり良くない中での走行となり、結構ハードなことをしていると、車を進めること約1時間後くらいに気づきました。

 

最初はね、ノリノリの曲なんかかけて調子よく走ってるんですよ。

でも、だんだん辛くなってくるんですよね。

 

茨城県から岩手県となると、常磐自動車道という高速道路を使うことになるのですが、この高速道路の特徴は、ただただ真っ直ぐな道が永遠と続いていくことにあります。

この特徴は走りやすいという利点はあるんですが、本当に何もないただただ真っ直ぐな道のため、長く走ると飽きてくる、終いには眠くなってくるというのが欠点になってきます。

この欠点が本当に辛くてですね、度々休憩しては走り、休憩しては走りを繰り返してました。

今思い返せば、よく走れたな、と感心してしまいます。

 

とはいえ、3日間も続く旅行の序盤も序盤ですからね、旅行への執念と、曲で上げまくったテンションのおかげで何とか岩手県まで辿りつきました。

辿りつくまでに5時間もかけましたから、カーナビが「岩手県に入りました」と言った瞬間、ヒャッハー!と奇声を上げてもの凄い勢いではしゃぎましたよね(笑

 

さて、ここまで物語序盤のプロローグをお話してきましたが、旅のお話はここからが本番です!

 

厳美渓

旅行一発目に向かったのは、平泉町手前の一関市にある『厳美渓』です。

ここでは、青々とした川と、渓谷ならではのごつごつとした険しい岩々が見られる場所です。

 

近くにある市営無料駐車場へ止め、歩くこと約2、3分くらいで着きました。

冒頭にもお話した通り、生憎、雨を受けながら見に行ったのですが、川は濁ることなく、青々としたままでした。

それは、歩いてきて川を横目に見ながらでも分かるほどです。

 

川の上には橋が二本ほど架かって、一本は遊歩用の小さい橋、もう一本は道路になっているような大きな橋です。

 

まずは、歩いてきて手前にあった小さい橋から川を見渡します。

この橋は風に揺られるタイプの橋でして、少し酔いそうになり、正直気持ち悪かったです。

それでも、そこから見渡す渓谷は非常に壮大で、景色自体は実に気持ちの良いものでした。

よく見ると、奥には次に紹介する大きい方の橋が見えます。

ただ、やはり風が強く、傘が飛ばされかだけ心配でしたね。

 

続いて、大きい方の橋から見渡してみようと思います。

見ていた景色はあまり変わりないように感じますが、どちらかと言えばこちらの方が良いように感じます。

 

小さい橋からこちらの橋が見えたように、こちらからも小さい橋が見えますね。

やはり、どちらかと言えば、こちらから見た方が良い感じに映りますね。

更に反対側も見てみましょう。

当然ながら川の上流へとつながっており、同じようなものが繋がってります。

ただ、上流の方が岩々のごつごつ度は増しているように感じ、威圧感みたいなものは先よりも感じましたね。

この風景を見渡すための休憩所みたいなものが設けられていたのですが、雨だというのになぜか人がいました。

それほどまでにここは人気な場所なんですかね(汗

 

達谷窟毘沙門堂

さて、続いて向かいますは達谷窟毘沙門堂です。

『厳美渓』から15分ほど車を走らせると『達谷窟毘沙門堂』に辿りつきます。

他の場所もそうなのですが、基本的に有名な場所だったり、綺麗そうな場所ってことで行先を決めているだけなので、場所の意味合いや由来などは把握していません。

その為、正直この場所がどのような場所かいまいち分からないです。

ただ、敷地中央部にあった橋や本堂的な建物は非常に綺麗で良かったです。

また、写真で見ていた時にはただの岩壁だと思っていたのですが、実はこの岩壁には大きな大仏様が彫られておりました。

それに気づいた時には、よく岩壁に大仏様を彫ろうと思ったなという気持ちと、よく風化せずに残っていたなという気持ちで、すごく感動しました。

人間の凄さと自然の凄さを感じた一面でした。

中尊寺・金色堂

達谷窟毘沙門堂』の後は、お待ちかね、本命の登場です。

そう、平泉町最大の観光名所、『中尊寺・金色堂』です。

同じ平泉町ということもあり、『達谷窟毘沙門堂』からは車で約15分で到着します。

ここは、世界遺産に登録されており、岩手県に来たら絶対に外せない観光名所です。

 

とは言え、例の通りここがどういった場所なのかはいまいち把握していません。

ただ、ここは世界遺産と言こともあり、金色堂が飾られている館内ではしっかりと説明がされておりました。

( まあ、忘れたんですけどね(てへぺろ )

 

私が見た時には金色堂は修復中で、金を張る作業をしていた最中でした。

金を張る作業ってすごく神経のいる作業ですよね。

あんな薄い金色の紙のようなものが、一体いくらするのか……。

そんなものを世界遺産に張っているわけですからね。

想像しただけで、緊張で吐きそうになりますね。

金色堂は金ぴかで、神々しいとはまさにこのことかと言わんばかりでした。

 

それにしても、事前調査が甘かったためか、中尊寺の敷地がすごくデカいことに驚きました。

そもそも、坂道を結構上がっていった先にあるお寺ですからね。

坂道が長すぎて間違っているんじゃないかと心配になってしまいました。

金色堂についても私はてっきり、中尊寺内にがあるのかと思っていたのですが、中尊寺から出て、その先の敷地内の更に奥の館内にあるとは思いませんでした。

中尊寺の売り子さんに聞いちゃいましたもん、「金色堂はどこですか」って。

今思い返すと恥ずかしいです……。

 

しかし、そんな中尊寺も綺麗なお寺でしたね。

中央には大きく、丁寧に整備されている松が立っており、実に風情のあるお寺でした。

 

そういえば、修学旅行中だったのか、小学生くらいのお子さんがぞろぞろいましたね。

その他にも、団体の見学客だったり、ツアーのお客さんなんかもいました。

雨だというのに、大変だなと思った一面もありましたね。

まあ、自分も同じなんですけどね(笑

無量光院跡

続いては、無量光院跡へ向かってまいりました。

こちらも『中尊寺・金色堂』と同じく、世界遺産の1部になっております。

 

ここは無量光院』と書いてある通り、元々は大きな建物が建っていたのですが、何らかの理由でなくなってしまった場所です。

私はそれを全く考えておらず、復元図を見て行ったものですから、何もないただの池のような土地に唖然としました。

私はないものにはロマンを感じることができない人間ですので、跡地を見ても興奮を覚えることはなく、「ただの池じゃん」と落胆してしまいました。

 

更に言うなら、まだ晴れであれば綺麗に映ったのでしょうが、雨で池も濁っていたため、残念ながら綺麗だとはお世辞にも思いませんでした。

 

そして、私は駐車場があるとは知らずに行ったものですから、雨の中、15分ほど掛けて徒歩でこの場所に向かいました。

正直、申し訳ないんですが、後悔した気がしましたね。

とは言え、見終わった後には、ただの池であった事に少し笑ってしまいました自分がいました。

そんな跡地を綺麗には撮ることはできませんでしたが、一応、写真も載せておきますね。

毛越寺

少しばかり落胆した気持ちを笑いに変えた後は、毛越寺へ行ってきました。

こちらも先ほどの2つと同じで、世界遺産の1つになっている場所です。

こちらは、一応『毛越寺』というお寺が実在しております。

しかし、その隣に大きな池があるのですが、そこには元々建物が建っており、この池もまた跡地となっております。

そんな跡地には当時、本当に綺麗な庭であっただろうと思わせられる、様々な痕跡が残されておりました。

大きな池もそうですが、例えば中島だったり、岩の配置だったりとかですかね、非常に想像掻き立てられる場所でした。

その他にも、敷地内には様々な建物やその跡地があったりしました。

中でも、敷地内にあった遣水と呼ばれる川のようなものは綺麗でしたね。

無量光院跡』を馬鹿にするつもりはありませんが、『毛越寺』の方が世界遺産として相応しいと感じましたね。

あ、あくまで個人的感想ですよ(汗

1日目終了

平泉を一通り散策した頃には、気づけばもう午後4時。

雨の中、ほとんど歩いていたので、靴の中はもうびしょびしょ。

おまけにズボンの裾だとかまでびしょびしょに……。

一応、替えの靴だとかズボンだとか用意していたので、良かったと安堵しつつ、車の中で着替え、予約した宿泊先に向かいました。

宿泊先には、平泉から車で約1時間ほどの花巻温泉街の旅館を予約しました。

車の走行時間が約6、7時間、歩いた時間は約3、4時間という、睡眠時間が3時間の人がやることとは思えないスケジュールをこなした自分の体の疲れを、温泉でじっくりほぐしていきました。

そして、明日のスケジュールを立て、12時には就寝し、岩手県での1人旅の1日目が終了しました。

 

 

ということで、1日目は、雨の中での平泉観光となりましたが、非常に楽しかったです。

特に中尊寺は実に風情があって、雨だからこそ映えたという部分もありました。

ただやはり、世界遺産は晴れた状態で見たかったなと思います。

今度は晴れる日にもう一度行きたいです。

 

それではこれで1日目のお話は終わりになります。

残り2日どこに行って何が起きるでしょうか?

楽しみに待っていてくださいね!

 


さて、今回はここで終わらせていただきます。

今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。

それでは、皆さんまたお会いしましょう。

さようならー。

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