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ランニングでの怪我から学んだこと

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皆さん、おはこんばんにちは。

雨宿時雨と申します。

 

さて、今回の時雨ブログは、久々にブログらしく身の上話でもしようかと思います。

この話はYouTubeの雑談配信でも話していたので、聞いたことがある方もいると思いますが、そこはご了承くださいね。

 

ということで、話は約2か月半前の3月中旬ごろまで遡ります。

 

その日も私はいつものごとくランニングをしておりました。

距離は約15キロメートル、時間にして約1時間程度のランニングです。

別に速度もいつもより上げていたというわけでもなく、本当にいつも通りのランニングでした。

最初は特に違和感などはなく、順調な走り出しからスタートし、その後も順調に距離を重ねました。

 

そんな中、ある事件が起きります。

 

事件が起き始めたのは、走り出してから約10キロ通過した辺りでした。

何やら、足を動かす度に、右側の膝からふくらはぎ、足首辺りに痛みを伴うようになったのです。

しかし、私はその痛みを耐えしのぐことを決意しました。

私はなぜだか、以前より大きな怪我を患ったことがありませんでした。

その慢心からか「どうせ疲れが出ているだけだろう」「気合があれば大丈夫」と思っていたのです。

私はその痛みに耐えながら、ペースを落として走り続けました。

 

その後どうなったかは言うまでもありません。

膝に痛みを伴っているわけですから、当然、大丈夫なわけがなく、違和感を覚え始めた10キロ地点から約2キロ、ゴール手前残り3キロのところで足が止まりました。

止まったと言えば多少聞こえはいいですが、実際の状態としてはもっと酷かったです。

歩くことはおろか、立っていることさえままならず、その場に座り込んでしまったのです。

それほどまでに膝やふくらはぎなどへの痛みは強烈でした。

 

しかし、慢心を抱いたバカな私は、それでもなお走り続けようとしました。

残り3キロしかないわけですし、気合で行けば何とかなる、そう思ったのでしょうね。

私は少しの休憩を取り、その間で足を延ばすなどして、なんとか走って帰ろうと試みました。

すると、意外にも立ち上がること、そして歩くことができるようになっていました。

当然、足の調子は完治したわけではなく、未だ痛みを伴った状態でしたが、これなら何とか歩いて帰れる、そんなレベルまでには回復していました。

ただ、そんな状態でも、やはり、私は走って帰る意思を捨ててはいませんでした。

 

私は、歩けるなら走れる、そんな調子に乗った考え方で、ゆっくりなペースで走り始めました。

まあ案の定、走り出してから約200メーターの位置で足の痛みが再発、その場に座り込み、足を延ばして回復を待つこととなりました。

 

足も回復し、再び立ち上がった私は、今度は慎重に歩き始めました。

そして、約1キロほど歩きながら考えていました。

なぜこんな痛みが?、やはり走るのは無理なのか?……いろいろな思いが押し寄せる中で、やはり消えない、歩けるなら走れるのではないか、という疑念がありました。

 

そうして歩いていた私は、その速度を徐々に速めていき、やがて走る形へと変えていきました。

しかし、その淡い期待はことごとく打ちひしがれてしまいました。

なんと、200メートルはおろか、100メートル、いや数歩走っただけで足の痛みが再発するようになってしまったのです。

これで流石に当分は走れないことを確信し、後はもう笑うしかなかった私は、回復してもなお痛む足を引きずるような形で、歩いて家に帰りました。

 

ただ、実際は翌日の方がもっと酷かったです。

まず、朝起きてベットから立ち上がることができません。

足を伸ばす、曲げる、という屈伸運動が一切できなくなっていたのです。

私は何とか立ち上がろうと、ゆっくりゆっくりと地面に足をつけ、立ち上がりました。

当然、歩くのも容易ではなく、ノロノロ、ヨロヨロと、まるで生まれたての子羊のような足取りで歩いました。

階段なんてもってのほかで、私は両手を1本の手すりに掛け、1段ずつ時間をかけて、カニ歩きのように横向きで降りていきました。

屈伸運動ができないということは、座るという行為も困難を極めました。

 

しかして、私は相当なアホの子なのでしょうね。

そんな状態であるにも関わらず、仕事を休むことなく1日通常出勤し、整形外科などにも寄ることなく、足の痛みを我慢しながら1日を過ごしました。

病院に行かずとも、数日運動せずにいれば自然治癒で治ると思っていたのです。

そのため、数日間は流石に運動は控えていたものの、病院には行かず、通常通りの生活を送っていました。

 

そして、事件当時から約1週間後、私の足は日常生活くらいなら痛みを伴わなくなっていました。

それに伴って運動を再開したわけですが、皆さんは何となくお察ししていると思います。

そう、私はウォーキングなどの軽い運動ではなく、ガッツリ走り込もうとしていたのです。

流石にいきなり10キロ、15キロはキツイと察していたのか、手始めに5キロくらいならいけるだろう、などと考えておりましたが……。

それにしたって我ながらバカですよね~(汗。

 

まあ案の定、走れませんでしたよね~(汗。

走り始めて約1キロ地点で足の痛みが出始め、いつものごとく気合でカバーしようとして走り続けた結果、約2キロ地点でダウンしてしました。

そして1週間前と同じように、その場に座り込み、回復したら歩いて帰ってくるわけです。

 

そこで当分の間は走れないことに気づき、安静にしてればいいんですが……。

私が素直に安静にしているわけもなく、例のごとく、気合で乗り切って見せる、という根性論まる出しのバカ理論で、その後も1週間、2週間……と5キロを毎日走り続けます。

結果は、皆さんのご想像の通りです。

走りに行っては歩いて帰る、走りに行っては歩いて帰る……の繰り返しです。

その間、走れる距離が伸びたわけでも、スピードが上がったわけでもありません。

ただただ、治療時間を永遠と伸ばし続けただけの日々です。

 

ただ、そんな日々も悪いことばかりではありませんでした。

走っている中で、1つ気づいたことがあったのです。

 

それは、フォームが妙に崩れすぎている、ということです。

 

当然、足の痛みを伴っているため、痛みのある足を庇うことでフォームが崩れやすくなります。

しかし、それを考慮してもなお、あまりにもフォームが崩れすぎていたのです。

その原因は何かと考えた時、ある一つの原因が浮かびました。

 

そう、「靴」です。

 

私は、足の痛みを伴う約2か月ほど前から、靴のソールがすり減っていることに気付いていました。

しかし、そこで私の貧乏性が発動してしまいます。

なんと、その靴を変えることなく、まだ使える、まだ使える、そう言って靴を買うのを先延ばしにしていたのです。

 

そして、そのことに気づき、早速先延ばしにしてきた靴を見てみると、案の定、靴のソールはほぼないに等しくなっていました。

特に、右足なんかは外側が異常にすり減っており、ヒール部分に関して言えば、すり減りすぎて形が変形していました。

本当にお恥ずかしい限りです。。。

 

これが原因だと悟った私は、週末に急いで靴を買いに行きました。

ただ、私の目当てのものは中々見つかりませんでした。

というのも、元々履いていた靴というのが約5,000円ほどの安い靴で、今回も同じような条件の靴を探していたのです。

当然、そんなに安くて、練習向きのある程度の重さ感のある、足にちょうどいい靴というのは、そう簡単に置いてあるものではありません。

私は必死になって探し当て、何とか靴をゲットできることに成功しました。

 

そして、やってきました週明け。

私は新しい靴を履いて、ランニングへと出かけました。

すると、どうでしょう。

なんと、今まで走れなかった5キロメートルが走れるようになっていたのです。

 

当然、事件当日から約3週間~4週間ほど経ち、ある程度治ってきたというのもあると思いますが、先週まで走れなかった5キロメートルが、靴を変えた瞬間に走れるようになったのです。

これはもう、靴が痛みの原因だったと言っても過言ではないか、と確信しました。

 

とは言え、一度傷つけてしまった足です。

そう簡単に治るはずもなく、それから2週間ほどは5キロを完走するだけの日々になりました。

それでも私にとっては、大きな大きな進歩でした。

 

その後はある程度完治し、走る回数を制限しながら、5キロから10キロへとメニューを変更していき、今では15キロも走れるようになり、以前のメニューもある程度こなせるとこまで回復してきました。

まあ、ペースはキロ3分50秒が基本だったのに対して、キロ4分ペースまで落としても多少のキツさが残る程度まで、体力、スピード共に落ちましたが……。

 

ただ一つ弊害が生まれました。

それは、今回の事件で回復のきかっけにもなった『靴』にありました。

 

実は私の足は結構幅が広くて、日本人設計で作られたアシックスですら、ワイドでないと結構キツイことがしばしばあります。

そして、問題となる今回買った靴ですが、実はワイドではなかったようなのです。

というのも、今回買うにあたったきっかけが、値段と一応の試し履きであり、ワイドかどうかの確認など取っていなかったのです。

本当に一応は試し履きして、サイズ感が問題ないことは確認していたのですが、長距離を走ったわけでもないので、目先の値段に目がくらみ、そこまでのことは計算していませんでした。

 

そのため、足が回復したのにも関わらず、今度は靴擦れに悩まされることになったのです。

かかとはもちろんのこと、小指や足裏などに血豆や水ぶくれができるようになりました。

右足の小指なんて、爪の中に血豆ができて、壊死して取れてしまいました。

 

これぞまさに、安物買いのくたびれもうけ、ってやつですね。

 

そういえば、ここまでブログを書いてきて、一度も足の病状的な話をしていませんでしたね。

今回、病院に行かずに自然治癒で治してしまったので、正直正確な病名は分かっていないのですが、ネットで調べた感じだと、『ランナー膝』と呼ばれる症状だと、個人的に思っています。

『ランナー膝』というのが、簡単に言えば、激しい運動などをし過ぎて、膝への負担が大きくなりすぎてしまい、膝などの足の部位を痛めてしまう症状らしいです。

主にランニング初心者が良くやる症状らしいのですが、なぜかそれなりに走り込んでいる私がなってしまいました。

自分が感じているよりも、オーバーペースだったんですかね?

 

そして、ここからが重要なのですが、『ランナー膝』の発生防止をするには様々な要因があるらしく、例をあげると、適切なランニングシューズ選びや、フォームの改善入念なストレッチやウォームアップ……などなどがあるそうです。

しかして、何を隠そう、私は全くそれらをやっていなかったのです。

 

走る前には軽いジャンプや流しを入れて即本番ですし、走り終わった後も特にストレッチなどせず即解散。

シューズは先ほども言った通りの状態で、それによってフォームが崩れる始末……。

 

まさに、今回の事の顛末は、私の日ごろの怠慢とケチさが招いた結果だった、というわけです。

 

ということで、長々とお話してきましたが、私自身今回の一件で学べたことが多くありました。

1つは、ケチはあまり良くないこと。

1つは、痛いときは無理はさせず、しっかりといたわること。

1つは、しっかりと事前準備に事後処理をすること。

他にもあるような気がしますが、主にここら辺かなと思います。

 

こう見ると、今回の一件は私の性格上の問題点が浮き彫りになった一件であり、ランニングだけではなく他の部分にも通ずる部分があるような気がしますね。

それを考えると、ランニングとは己の人生の鏡と紙一重なのかもしれないですね。

 

まあ、そんな冗談はさておき、今回の体験は本当に良い経験になったと思います。

今後は今回の一件を踏まえ、反省点をしっかりと見つめ直し、より一層、トレーニングに励んでいくほか、日常生活においても反省点を活かしていきたいと思います。

 

皆さんも私を反面教師にして、ランニング、日常生活において、このようなことにならないように気をつけてくださいね。

それでは!


さて、今回はここで終わらせていただきます。

今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。

それでは、皆さんまたお会いしましょう。

さようならー。

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