皆さん、おはこんばにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回で8回目となりました時雨ブログ。
今回の話題は『ホロライブ5期生・魔乃アロエについて』です。
知っている方は知っていると思いますが、知らない人の為に簡単にご説明いたします。
2020年8月6日にVtuber事務所ホロライブの5期生として5名の新ライバーが紹介されました。
5名は順次、活動を開始しておりましたが、その中の1名、『魔乃アロエ』という人物が炎上しました。
炎上が起きたのは、デビュー配信後(2020年8月15日)からたった2日の出来事でした。
火種になったのは、前世(魔乃アロエの中の人の以前の活動)での様々な行動です。
その行動内容は下記の通りになります。
②デビュー前に『魔乃アロエ』のヴィジュアルを公に公開し、その配信のアーカイブを残したままにしていた(本人曰く、公開についてはマネージャーの許可は出ている)。
③他企業のVtuberの情報を暴露。
④Twitter等のSNS上で、彼氏発言や性的発言などの問題発言が多数発覚。
大体まとめると以上の通りになるかと思います。
今回の件で直接火種になったのは、上記の①・②になります。
③・④は前世がバレてから取り上げられたものになりますかね。
この件について思うことがいくつかありますので、各行動に区切ってお話していこうと思います。
①について
まずは、『①デビュー前に事務所の内部情報等を暴露』の観点から見ていきましょう。
私も動画の一部しか見ていませんので、どうしてこの状況に至ったかという話の流れは見えていませんし、『魔乃アロエ』として活動するにあたってどのような契約内容になっているかも分かりませんので、一概にライバー本人を責めることはできません。
例えば、配信上の流れとしてリスナーに煽られたため暴露せざるを得なかった、契約に内部事情を公言してはならない等の文言が書かれていなかった、など多々外部的要因があるのであれば、100%ライバーの責任とは言えません。
しかし、100%でなくともその責任はほとんどの割合でライバー本人の責任ではあると思います。
確かに、言わないといけないような状況を作らされたのであれば同情できる域だと思います。
しかし、動画の1部ではありますが、確認したところそのよう状況には見えず、むしろ自らその情報を公表しているように見受けられました。
ただ、仮に煽られていたとしても、情報を軽々しくネットにあげるなど言語同断であります。
また、契約書に記載がないからと言って、自ら情報を漏らしていいのかといえばそうではありません。
この世の中には暗黙の了解というものがあり、言われていなくても守らなければならないルールがあります。
それが今回のような芸能界(のような場所)であればなおさらです。
芸能界でなくとも、内部事情の情報漏洩など、どこの企業でもあってはならないことであり、それは言わなくても分かることです。
つまり、これは社会的常識の範疇の話であって、他者に流されたとか契約書に書いていなかった云々の話ではないのです。
本人はこれくらいの話であればいいだろうと思っているのでしょうが、そこが間違いでありネットリテラシーの低さなのです。
これくらいならいいだろうという自らの勝手な判断で、大きな損害を被るのは自分だけではなく企業も同様なのです。
仕事上迷うことがあれば、まずは上司(今回の場合はマネージャー)に相談する、これは働く者の大鉄則です。
そして、場合にもよりけりですが、基本的に1度ネットに出回った情報は2度と戻ってきません。
今回のような情報をネットに載せたらどうなるのか、ある程度想像つくでしょう。
そんな 情報を、2度と戻ってくることのないネットという世界に安易にばら撒いてしまうというのは、あまりにもネットリテラシーが低すぎると思います。
これが①について思ったことです。
②について
次に『②デビュー前に『魔乃アロエ』のヴィジュアルを公に公開し、その配信のアーカイブを残したままにしていた』という観点です。
上記では( )書きで書かせていただきましたが、公開については本人曰く、マネージャーが許可を出していたようです。
しかし、これも①同様、内部事情の情報漏洩に当たりますので、そんなことをマネージャーが許可するとは思えません。もし仮にマネージャーが許可を出したというのであれば、そのマネージャーに問題がありすぎると思います。
私の見解としては、本人に余計な火がいかないように、マネージャーの責任にしたかった、という意図があったと思いますが、真意は分かりませんので心に留めておくとします。
なので、マネージャーが許可を出したという話を信じて話を進めさせていただきますが、それであってもライバー本人が責められないということはないと思います。
公開したこと自体はマネージャーが許可を出したので何とも言えませんが、その配信のアーカイブを残していたままにしていたというのはいかがでしょうか。
マネージャーから配信のアーカイブを残していいという話があったという内容はなかったので、おおよその予測ではありますが、完全に本人の消し忘れでしょう。
であれば、責めらるべきは『魔乃アロエ』本人であるのが当然だと思います。
責められる内容としては、限定的な配信であればいいものの、アーカイブを公開しておくことによって不特定多数の人に見られること、更に『魔乃アロエ』を知る人物が動画を見たことにより前世を知ってしまうこと、そしてやはりネットリテラシーの低さですよね。
配信だけならその配信にいた人たちだけで済みますが、アーカイブに残しておくとそうとはいきません。
アーカイブを残しておくということは、不特定多数の人に見られるということです。
しかも今回の場合は”公開前の”情報です。
不特定多数の人に見られて良いわけないですよね。
更にアーカイブを残しておくと、デビューした後にも支障が出ます。
それは、『魔乃アロエ』を知る人物にアーカイブを見られる可能性があり、それを見た人物が前世を知ってしまうという状況になることです。
前世というのは、それだけでその人物の印象などを壊します。
それはいい意味になることもあるとは思いますが、基本的にマイナスイメージにつながることの方が多いと感じます。
実際、今回の件において、前世バレがあった事により『魔乃アロエ』という人物がどういう人物かというのが透けて見えてしまい、印象は最悪という状態です。
そんな悪影響が予想されるアーカイブを消し忘れるというのは、あまりにもネット世界への警戒心というものが足りておらず、ネットリテラシーの低さが垣間見えますよね。
これが②に思ったことです。
③について
次に『③他企業のVtuberの情報を暴露』という観点からです。
誰の情報を暴露したかはここでは言及をさけますが、暴露内容だけお伝えすると、暴露された方は既に引退されている方なのですが、『魔乃アロエ』がその方の引退した理由を暴露したというものになります。
しかも、「本人が言っていたことだし、既に引退しているからいいだろう。」という勝手な解釈のもと、本人に許可も得ずに暴露していました。
これはどこからどう見ても擁護のしようがない言動です。
本人の承諾なしに自らの勝手な解釈で話をするなど、大げさに言ってしまえばプライバシーを勝手に犯しているのと同じ行為です。
話をされた本人がどんな気持ちで聞いているかは知りませんが、少なくともその方のファンの方はあまり聞きたくなった話でしょう。
引退は悲しいけれど推しの為だ、と必死に気持ちを抑えていたのに、今頃になって話を蒸し返されたら、その方のファンにとって見てみれば、どう考えても不愉快極まりないに決まっています。
そんな話を本人の承諾もなしに自ら話するなんて、そりゃあファンにキレられて当然だと思います。
こういうところからは、話をされた本人に対しても、その方のファンに対しても考慮ができない、気持ちを考えることができないという、人としてのモラルの低さが伺えます。
これが③について思ったことです。
④について
最後に『④Twitter等のSNS上で、彼氏発言や性的発言などの問題発言が多数発覚』という観点からです。
これに関しては正直『魔乃アロエ』を少し擁護してしまいます。
当然、大きな箱(事務所)に入って活動していく以上、激しい発言などをネット上に残しておいたのはどうかと思いますし、そこまで探りを入れられてしまうくらい、情報がガバガバな使い方をしていたのもどうかとは思います。
それに関しては、やはりネットリテラシーの低さ、人間性の低さが見えてきます。
しかし、この発言があったのはライバーのプライベートなアカウントです。
決して、ライバーとしての発言ではないのです。
それを考えた時に、他人の情報をわざわざそこまで潜ってゲットしてくるのも、少しいかがなものかと思います。
要するに、これは『魔乃アロエ』という人物のネットリテラシー、人間性の低さもさることながら、リスナーの人間性の低さも出ているのではないかと思うのです。
夢のない話をして申し訳ないですが、Vtuberの中の人だって人間です。
彼氏くらいいるでしょうし、問題発言の1つや2つあるでしょう。
当然、これからアイドル活動するにあたって、それを残しておくのはどうかとは思いますが、しかし、わざわざ問題発言を発掘してこなくてもいいと思います。
そこはやはり、リスナーの人間性の低さが出ていますよね。
これが④について思ったことです。
さて、ここまで今回の件で起こった①~④の件について触れてお話してきましたが、正直な話をさせていただくと、
と言うのが本音です。私は、趣味は現実から離れるためのひとつのツールだと思っています。
現実はしっかりとその事実と向き合っていかなければならないですが、趣味は現実ではないんですから、その事実から目を背けたっていいと思います。
もちろん、そういう不祥事を追うのが好きだという方でしたら別にそれでいいと思いますが、別にそうでない人、不祥事は嫌いだという人はそんな事実からは目を背けていいと思うのです。
視界に入ってきて気になるという気持ちは分かりますが、それこそ私が前々から言っているスルースキルが大事になってくるのではないかと思うのです。
もしスルーができず、そういう問題点が気になるようでしたら、おそらくそれは趣味として不向きなのでしょうから、離れた方がよろしいかと思います。
そうならないためにも、私は基本的にいわゆる”脳死状態”でVtuberを見るようにしています。
まあ、これは人の趣味の領域であり、本人がどうしたいかが最優先事項にはなってくるかと思いますので、そう深く突っ込みません。
ただ、今回の件に一言だけ言わせていただけるなら、必要に肯定したり、否定したりするのはいかがなものか、ということを強く言いたいです。
本人の配信やネットの反応を見ていると、やはり過剰反応する人間がいます。
それは何に対してもです。
ライバー本人を激しく肯定したり、批判したり、肯定する人間を激しく非難したり、その逆で批判する人間を激しく非難したりなど、ライバー本人やそのリスナーなど色々な目線で必要以上に肯定、否定する人間を今回の件でよく見ました。
『魔乃アロエ』の上げている配信のアーカイブには、たくさんの応援メッセージが残されていました。
なぜでしょう?
応援するのは構いませんが、彼女の何を見てそこまで応援したくなる要素がありましたか?
まだたった2回くらいの配信しか行っていませんが。
更にいろいろな問題が出てきましたよね?
この状態でどこら辺を応援したくなったのでしょうか。
彼女は決していい行いをしたわけではありません。
むしろ会社の危機になるような状況を作りだした張本人であり、悪い行いをしたわけです。
そのような状況の中で、あんなにたくさんの応援コメントが届くというのは、正直必要以上の肯定だと思います。
その一方で、そんな応援をする人と同じくらい否定する人も多かったです。
当然、批判や非難、否定があって然るべきだとは思います。
事実、会社の内部事情などを漏らし、あまつさえ人の引退理由まで暴露した完璧な悪者なんですから。
この状況下で肯定する人間よりかはまだ現実味はあると思います。
しかし、本人の証言からすると、自宅の番号を特定し、いたずら電話をしている人がいるのだと言います。
これは完璧的な必要以上の批判です。
個人的に、今では関係のないような過去をわざわざ特定する、という行為自体も必要以上の批判だと思います。
このように、必要以上の肯定と否定が多く入り混じっている状態となっており、正直に芳しくない感じがしております。
ということで、ここまでいろいろなお話をさせていただきましたが、一応『魔乃アロエ』のとりあえずの処遇としては2週間の謹慎となっております。
正直、『爆弾なのではないだろうか』と少しひやひやしておりまして、できることなら切ってしまった方が今後の為だとは思っています。
ただこれも会社側の判断なので、見守っていくしかないと思います。
今後配信を続きていく上で、ネットの正しい使い方や人間性をしっかりと高めていって、こういうことがないようにしていただきたいですね。
さて、今回はここで終わらせていただきます。
今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。
それでは、皆さんまたお会いしましょう。
さようならー。
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