皆さん、おはこんばんにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、前回ブログから三ヵ月もの月日が流れ、早いもので季節は夏から冬へと移り行こうとしております。
そんな季節の変わり目に皆さんは如何お過ごしでしょうか。
かく言う私はと言いますと、Xをご覧いただいている方はご存じの通り、一応ではありつつも何とか元気に過ごせております。
とは言え、本ブログや配信が途絶えていた事からもお察しいただける通り、全開的に本調子だったかと聞かれれば「違う」と答えた方が素直というものかもしれません。
前回ブログでもお話しした通り、九月末を以て変化を余儀なくされた私でございますが、その変化が世間一般的に見て良いものになったのか、はたまた悪いものになったのか、未だ本ブログではお伝えしておりませんでした。
「その事実が私の調子とどの様な関係があるのか」と唐突に脈絡のない話を切り出された皆さんはお思いでしょうが、正しくその結果こそが本調子でなかった理由となります。
と言うのも、私のXを度々ご覧いただいている方、或いは本ブログを投稿している時点で察しが付きそうなものでもありますが、実は私、無事にニートを脱却し、二度目の就職を果たすことが出来たのです。
詳しい業種や職種、志望動機などについては今回ブログでは差し控えますが、社員10名程度の超小規模企業に勤めさせていただく事になったという事実だけはお伝えさせていただこうと思います。
以前配信内でも少しお話しさせていただいた通り、前職は所謂“勝ち組“と称される程の大手企業に勤務していた私にとって、社長の意向によって全てが左右される程の超少数精鋭での業務は初めての体験となりました。
勿論、前職や職業訓練校など、過去の経験によって培われた能力はかなりの部分で活かせてはおりますが、社長直下での業務遂行という緊張感と全くの異業種転職による業務への知識、経験不足が足枷となっていることもまた事実であり、日々前職との違いを実感しております。
こうした事象への対処法は常に『徐々に慣れていく』以外の術はございませんので、持ち前の忍耐力で日々を耐え忍び続ける他ないと存じております。
しかし、世の中では“三ヶ月の壁”なる言葉をよく耳にする通り、そうした『耐え忍び続けて環境へ順応していく』という行為は、それだけで中々にストレスが溜まるハードな側面のあるものであるという事は言うまでもないでしょう。
とある研究結果では、人間が物事を習慣化する為に必要な日数は平均約二ヶ月と言われているようですが、逆を返せば、習慣化するまでの二ヶ月間は意識的かつ自発的に行動し続ける他ないということでもあります。
そうした期間を充実感のある楽しい日々と捉えるか、或いは腰も足取りも重苦しい日々と捉えるかは人それぞれではございますが、どの様な方でも脳や心身に少なからずの負荷が掛かっている事は間違いないと言えるでしょう。
そして、かく言う私も同様でありました。
先日、私のYouTubeチャンネルにて下記のような動画を投稿させていただきました。
タイトルは『弱さ』。
MIXを交えた作品としては初のポエトリーリーディング楽曲となります。
以前にもフリートラックをお借りしてポエトリーリーディングを披露したことがありましたが、今回は新たな試みとしてVOICEVOX、及びAI作曲ツールを用いて制作させていただいた所がミソとなります。
ご覧いただいていない方は是非今回ブログを機にご視聴いただければ幸いです。
さて、そんな楽曲の中では最近私が感じている私自身の弱さについてリリックとして綴らせていただきました。
ズバリその弱さとは何かと問われれば、当然のことながらリリックの通りと言わざるを得ないわけではございますが、それでは文章量が多くなるばかりで要領を得ないと存じます。
なのであえて一言でザックリとお答えするとすれば、仕事のストレスから来る衝動買い、ドカ食いが大半を占めると言えるでしょう。
と言うのも、これまでの私といえば、YouTube配信でもよく語っていたように節約に節約を重ね、月10万円での生活でも貯金が出来る程に食費を主軸として様々な出費を削る日々でございました。
具体的な金額を申し上げれば、一食百円の食事を毎日二食でやり繰りする生活を送っていたのです。
勿論、その他の無駄な買い物などはせずに、必要な物を必要な時になるべく安価な値段で事無きを得るように工夫しておりました。
しかし、打って変わってここ最近の私といえば、給料がそれなりの金額入ってくる安心感に感け、二年ぶりに熟す労働へのストレスを免罪符に、菓子パンや弁当、お菓子などの食料品を見つけてはエコバッグが必要なほど大漁買いし、帰宅の道中に食べ歩きをしては帰宅後も尚ドカ食いしてコタツで横になる生活となっております。
おかげで顔は浮腫み、貯金は目に見えるほどに減っていくばかりでございます。
更に恐ろしいのは、そうした現状を「ストレスが掛かり続けるよりはまだマシである」と半ば諦め混じりに容認し始めていた事実です。
確かに、世間一般の価値観で端から私の生活を見てみれば、過去の私が異常な状態であったというだけで、ある意味では現状こそが正常な状態と言えるのかもしれません。
或いは、そうでなくとも過度なストレス状態におけるショック用法、つまり現状を維持する為の一時的な手段として、食、その根底にある自身への甘えに縋り逃げる行為は認められて然るべきと考える方も多いのかもしれません。
そうして考えると私の考え方は紛れもなく世間一般的なものであって、何ら歪んだものでないと言えるのでしょう。
とは言え、これまでの生活習慣上、心の奥底ではそうした考え方に違和感、もっと言えば嫌悪感を示してしまう私の姿が良くも悪くもそこには存在しておりました。
本来使うはず、べきでなかったお金や時間、体力などを、食などという一時的な感情や幸福の為だけに無駄にする行為を事実として繰り返していながらも、そうした愚かで滑稽で哀れな私自身の姿にホトホト呆れ、時には苛立ちを隠せない場面もあったのです。
そうして現状に対する肯定と否定を幾度も反芻していく中で、仕事でのストレスに加え、更なるストレスが生活面において日に日に増していったことは、敢えて言葉にせずとも容易に想像が付くことでしょう。
私はそうした生活に慣れるまでの二ヶ月間をただ呆然と耐え忍び、時が流れるのを待ち続ける為の根性が今現在の私にないことを、日々増す足取りの重さの中に悟りました。
そんな現状から今後の事を鑑みて、再び歩みを止める覚悟でさえも考えた程です。
けれど、今こうしてブログに書き起こして昇華させている事からも見て取れるように、私はその衝動を踏み留めておく事にいたしました。
勿論、恥を忍んで言えば、『“覚悟が決まらずに踏み留まらざるを得なかった”などという理由はなかった』と言えば嘘にはなりますが、実際一番の理由は別の場所にございました。
ズバリ“人”です。
ドン底まで落ちた私を拾いあげ、面倒を見ていただけている方々を失望させたくはない…
普段目にする配信者や活動者、街中を駆けるランナー、私の背中を押したアーティスト、職業訓練校で共に学んだ同期など、日々努力し頑張り続ける方々に気持ちだけでも並んで立っていたい…
そして何より、ドン底より自ら這い上がってきた私が道半ばで私自身を裏切り、諦め、惨めで屈辱的な敗北を味わう人生を歩みたくはない…
そうした感情を私を含む様々な方々からの刺激によって得ることが出来たのです。
だからこそ、再び私は私を信じたくなりました。
ストレスや年を言い訳にし、様々な事柄から逃げ出そうとしていた私に、様々な方々から刺激を受けて再燃する闘志がまだあるのだと確信することが出来たのですから。
その一歩目として、私自身を見つめ直し、反省を促すかの如く、最近私が実感した弱さをリリックへ落とし込み、ノートに書き殴っておりました。
そうして出来上がったのが、今回ご紹介させていただきました楽曲『弱さ』という訳です。
とは言え、禊まがいな行為をした所で、その後の行動が改善し伴わなくては何ら意味を持ちません。
その為、まず私は過去に熟していたスケジュールを再び取り戻せるようにと、一先ずランニングを再開いたしました。
更には無駄な買い物を避ける為、休日には少し気合いを入れた料理を作るようにも努めております。
無論、『過去に出来ていた事が今の自分にも出来る』と思うのは、自惚れが過ぎる烏滸がましい考え方とも言えるでしょう。
しかしながら、負け犬の遠吠えと理解した上で恥を忍んで申し上げれば、例え完璧に熟せなくとも、上記の様に少しでも足掻く事で『私は頑張り続けている』という実感が持てるのならば、それはそれで良いのではないかとも思うのです。
大事なのは自分を少しでも好きになる要素を増やす事、或いは好きとまでは言えずとも嫌いにならないように努力する事ではないかと私は思っております。
だからこそ、私は私が立てた今後十年の目標を今胸に刻み直したいと存じます。
その目標とは、YouTube配信ではお伝えした通りに『ツヨツヨになる事』でございます。
ふざけていると皆さんはお思いでしょうが、私は至って真面目に目標を立てさせていただいており、肉体的も精神的にも知力的にも、様々な分野において私は努力し、それ相応の力を付けていきたいと考えております。
その為には、やはり私は現在抱えている私自身の弱さを、更には過去の私をも超えていかなくてはならないのです。
過去の私はと言えば、仕事終わりにランニングや楽器練習、配信にブログ執筆、動画編集など、様々な事柄を熟していた事は皆さんもご存知でしょう。
上記の通りにそんな私を超えるべく、今後私はより一層力を入れて頑張っていきたいと存じます。
特に今まで足が止まっていた配信、ブログ活動に関しましては、少しずつでも以前のペースを取り戻していこうと考えておりますので、是非今後とも私の活動を見守っていただけたら幸いです。
さて、そうした想いが綴られた新曲『弱さ』を今回はブログでサラっとご紹介をしておりますが、本来は本ブログではなく『しぐミュ』でお届けするべきではないかと皆さんもお思いでしょう。
実は私も悩んだ所ではあるのですが、上記の通りにトラックの制作自体はAIによるものの為、今回はオリジナル楽曲としての大々的な発表、及びトラック単体での公開は致しませんでした。
なので、是非今回のブログを機に新曲『弱さ』をご視聴いただき、あわよくば皆さんの背中を押せたのなら恐悦至極でございます。
それでは。
さて、今回はここで終わらせていただきます。
今後もこういった趣味のお話や私の独り言をブログに記していきますので、気に入っていただけたら再び足を運んでくれたら嬉しいです。
それでは、皆さんまたお会いしましょう。
さようならー。






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