皆さん、おはこんばんにちは。
雨宿時雨と申します。
さて、今回取り上げさせていただくニュースは、2022年1月16日に起きた
『郵送物約7000通を雑木林に捨てた郵便局員が逮捕された件』についてです。
それでは、早速見ていきましょう。
概要説明
まずはニュースの概要の説明からさせていただきます。
2022年1月16日午後4時20分ごろ、大阪府堺市美原区にある雑木林にて、受け持った配達するべき郵便物をポリ袋に入れて捨てたとして、大阪府警黒山署は2022年1月18日、大阪府富田林市に住む美原郵便局員の原康之容疑者(20)を郵便法違反の疑いで逮捕しました。
原康之容疑者は2021年の11月ごろから、配りきれなかった郵便物を自宅に持ち帰ってため込んでいたようで、処分に困った原康之容疑者は2022年1月16日午後4時20分ごろ、大阪府堺市美原区にある雑木林に45リットルのごみ袋13袋分、はがきや封書、ダイレクトメール、新型コロナウイルスのワクチン接種券など郵便物計約7000通を捨てたということです。
しかし、現場付近を散歩していた通行人の男性が郵便物を雑木林に捨てる原康之容疑者の姿を確認しており、大阪府警黒山署に「不法投棄をしている人がいる」と110番通報をしたとのことです。
通報を受けた大阪府警黒山署員らが駆けつけると、現場には原康之容疑者の姿と袋に入れられた大量の郵便物があったため、職務質問をしたところで容疑を認めたとのことです。
また、原康之容疑者の自宅からは、捨てられた郵便物の他にも未配達の郵便物約4000通が見つかっているということです。
原康之容疑者は調べに対し、「配達するのが面倒になり、持ち帰って車に隠していた」「隠していた郵便物の処分に困って雑木林に捨てた」「郵便物を捨てたのは今回が初めて」「配達の仕事が向いていない」などと供述しており、容疑を認めているとのことです。
日本郵便近畿支社によりますと、原康之容疑者は2020年4月から美原郵便局で配達業務をしていたようです。
日本郵便近畿支社は、今回の事件を受けて「信頼を損なうことになり、深くおわび申し上げます」とコメントしておりました。
ネットの反応
仕事合わないようなら辞めるという選択肢はなかったのかな。
この事件は散歩の男性が見つけてくれたから発覚したが、見つからなかったら凄い数が捨てられることになっていたかも。
分かってないだけで、同じようなことをしてる人いそう。
配達しないといけない量が多い分、休息も取ることができず、それでも担当した分はすべて配らなきゃいけない、なんてことにするからこういうことが起きる。
大切なものが届かないのは悲しいよ。
こういう配達員がたまにいるが、本来届くべき郵便が届かないのは非常に迷惑。
配達が面倒なら郵便局員をやめればいいのに。
郵便配達のシステムを変えて、確実に届けられるようにしてほしい。
私が思うこと
では、ここから私が思うことをお話していきたいと思います。
今回のニュースは、郵便局員が配り終えることができなかった郵送物を雑木林に捨てた、というものでしたが、一概に郵便局員を責めることのできない事案だとも思ってしまいました。
もちろん、コメントにもあったように、それこそコロナウイルス感染症のワクチン接種券など、人によっては人生や命が掛かった郵送物もあるわけで、その郵送物を楽しみにしている人もいるわけですから、郵送物を配らずに自宅に持ち帰って破棄するのはいけないことです。
しかし、電話や電子メールなどが主流となった現代においても郵送物は一向に減らない、一方で郵便局員が増えるわけでもないという実情から考えると、郵便局員の一人ひとりが抱える業務的負担が大きいのは事実だと思います。
だからと言って、郵便局員としての業務を放棄していいかと言われれば違いますが、そんな多忙な業務量の中で仕事をしていたら「面倒くさい」「サボりたい」という気持ちが芽生えるのも分からないでもないような気がしますし、むしろ、ある意味で言えば自然な事だと思います。
実際のところの勤務状況は分からないので何とも言えませんが、もし仮に人手不足などの理由で今回犯行に至った郵便局員に仕事が偏っていたのだとすれば、郵便局側に問題があったとも言えるのではないでしょうか。
もちろん、先も言ったように「面倒くさい」と言って業務を放棄するのもどうかと思いますが、今回の件を受けて郵便局側も人員の確保をするなどの対策を打つべきだと私は思います。
ただ、やはり今回の郵便局員も犯行に及ぶ前に上司に相談する、無理そうなら転職を考えるなど、何かしらの行動に出た方が自分のためであり、皆のためだったと思います。
また、『犯行に及んだ後に雑木林に捨てる』というアクションもいただけないですね。
もちろん、何度も言うように『郵便物を捨てる』という行為自体がいけない行動ではありますが、私が言いたいのは「なぜ”雑木林”なんかに捨てるのか」ということです。
“雑木林”なんて、今回のように犯行を通行人に見られる可能性がありますし、見られなかったとしても後々捨てた物自体が残ります。
そのように考えたら、”雑木林”に捨てるというのはあまりにリスクが高いと思います。
であれば、家庭ごみと同様にごみ収集場に直接搬入した方がリスクは低かったのではないでしょうか。
こういった部分から、今回の郵便局員は『考えが浅はかな人』であることが垣間見えます。
今回の郵便局員の方には今回犯行が見つかったことをラッキーと思って反省し、別の合う仕事を見つけてもらえればと思います。
まとめ
さて、今回取り上げさせていただいたニュースは
『郵送物約7000通を雑木林に捨てた郵便局員が逮捕された件』についてでした。
どの業界でも人手不足が叫ばれる昨今、多忙な業務に追われて疲弊している方も少なくないと思います。
だからこそ、面倒くさいと思った時にはサボることも大切です。
ただ、そのサボり方が多くの人に迷惑が掛かるような形では好ましくありません。
もちろん、「面倒くさい」「サボりたい」と考えるのは自然なことで良いことですが、そのサボり方も考えてサボりましょう。
今回のニュースはこれで終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからもニュースをお届けしてまいりますので、気に入りましたら再度見に来てくださいね。
それでは、さようならー
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